Dmitry Karpukhin氏によるUnreal Engine向けアンチエイリアシングプラグイン「CMAA2(Conservative Morphological Anti-Aliasing 2)」がFab上でリリースされています!
CMAA2 (Anti-Aliasing)
Conservative Morphological Anti-Aliasing 2 (CMAA2)は、最小限の実行コストで画像のシャープネスを維持しながら、良好な結果を提供することに重点を置いたアンチエイリアスソリューションです。 元々はIntelによって開発されました。
CMA2の特徴
- ポストプロセス方式:レンダリング後の画像に処理を加えるため、導入が簡単で柔軟。
- 比較的高速:GPU負荷が少ないため、ローエンドやモバイル環境にも向く。
- Conservative(保守的):過剰にぼかさず、テキスチャや細部のシャープさを保つように設計。
- バージョン2.0で改良:エッジ検出やブレンド精度が向上し、アーティファクトも減少。
CMAA2の長所
- 現在のフレームのみで動作(ピクセルのジッター、ゴーストなし)
- DeferredレンダラーとForwardレンダラーの両方で動作
- シャープで「オールドスクール」なルック(SMAAに類似)
- 分割画面とPC VRをサポート
- 小さなパフォーマンスコスト(ネイティブTAAに匹敵)
- エクストラシャープネスモード
- 品質プリセット
- 軽量
CMAA2の短所
- アンダーサンプリング効果(GI、反射などによるノイズ)を滑らかにしない。
- 小さなサブピクセルのディテールは、まだ若干のきらめきを生み出す可能性があります。
- 100%以下のスクリーン・パーセントからのアップサンプリングには対応していません。
へぇ…こんなのがあったんだ…という印象。TAAほど重くなく、FXAAより高品質、MSAAより汎用性が高いという感じかな?プロジェクトや対象となるプラットフォーム次第では有用に使えるかもしれないですね。「CMAA2」はFab上で個人向けが$19.99、プロ向けが$79.99で販売中です!是非チェックしてみてください!
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