Markus Pohl氏による、テクスチャの空き領域を塗りつぶしてくれるスタンドアロンツール「Dilation Tool」
特徴
- .png、.jpg、.tif、.tgaファイルをサポート(インポート&エクスポート)
- 現在のサポート – RGB(8bpp)/ ARGB(8bpp)/グレースケール(8bitIndexed)
- 2つの変形のうちの1つで画像を拡張する
- 調整可能な拡張サイズ
- オフセットを調整して画像を拡大
- 拡張部分をぼかします(カーネルサイズとシグマで調整可能)
- 拡張後の自動ぼかし
- 各機能をよりよく理解するためのツールチップ
その他情報
- グレースケール画像はARGB(8bpp)としてエクスポートされます
- “並列計算”オプションは実験的ですが、あなたの計算を後押しします
- 現在のところ、計算が完了するまでUIはフリーズします(ただし、右下にprogessが表示されます)。
「Dilation Tool」はポータブルなスタンドアローンソフトウェアで、動作させるには.NET Frameworkランタイムが必要です。
価格は USD $2で、Artstation Marketplaceから購入可能です。
是非チェックしてみてください。
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そもそもなんで塗りつぶすのか
テクスチャ、またはUVの未使用領域はテクスチャのMipmapが有効になり、テクスチャの解像度が低下されたときに、想定外のカラーやUVつなぎ目が表示されてしまいます。それを防ぐために、領域を Dilation(拡張)またはEdge Padding(エッジを詰める)という事で対応します。
ここ最近の3Dペイントツール、ベイクツールは標準で上記のような機能を搭載しておりますが、完全に手描きのテクスチャの場合はそうもいかないですよね。
Photoshopでそれらを対応する場合は、無料のフィルターが公開されているので、そちらを活用すると良いですよ。
まじかる☆しげぽん氏がTwitter上でわかりやすく解説されておりますのでそちらも併せてご確認ください。
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