Fondant(@getfondant)による法線のスムージングツールBlenderアドオンの最新アップデート「Easy Custom Normals v2.0」がリリースされました!
※2025/07/12 – 無料部分の記載が曖昧だったのを修正
Easy Custom Normals v2.0
Easy Custom Normals Blender addon 2.0.0がリリースされました!さらなる開発資金(10ドル)のために、私が開発中のアニメ顔プロキシ法線ツールを新しいティアとして追加しました。
ノーマル・プロキシは、リギングされたカーブ+ジオメトリ・ノード・マジックのセットです。表情やポーズに合わせてリグで簡単にシェイプを調整したり、キャラクターのリグに追加したり、表情キーのためにシェイプキーを使用することもできます!
v2.0.0 新機能
Face Proxy Normals System:リギングされたベジエ曲線を使用して顔法線を制御するための完全な新しいワークフロー
- カーブベースの法線を顔ジオメトリに転送するFace Proxy Normals Modifier
- リグデータからカーブを生成するFace Proxy Curves Modifier
- アライメント、カーブハンドル、法線ボーンを備えた統合プロキシリグシステム
- MeshRigとのシェイプキー統合をサポート
- 顔のみのアプリケーションのための自動境界マスキング
- デバッグマテリアルとジオメトリ可視化ツール
ラプラシアンスムースの改良
- モディファイアのパラメータとコントロールの強化
- Face Proxyシステムとの統合
- 混合法線データソースの取り扱いの改善
Easy Custom Normalsについて
- Laplacian Smooth Normals Modifier(全バージョン): 不完全なトポロジーでもきれいな法線を得られます。 もうリトポロジと格闘したり、少数の三角形による問題を避けるためにプロキシメッシュを必要とする必要はありません。 Weighted NormalsとLaplacian Normal Smoothingを使えば、不揃いな三角形メッシュでも、きれいな四角形トポロジーと同じ結果を得ることができます。 これにより、ゲーム制作用メッシュを直接オーサリングできるようになることがよくあります!
- アニメ顔プロキシメッシュツール(Pro版): アニメの顔をきれいにシェーディングするための便利なソリューション。 フェイスプロキシは、スムーズな法線を計算するためにジオメトリノードにフィードするリグカーブのセットです。 リグを顔に合わせ、ボーン自体を使って法線を設定します。 ジオメトリノードモディファイアの様々な便利な設定で、プレビュー、調整、マスクができます。 セットアップ全体をキャラクタのリグに取り付ければ、ポーズごとにシェーディングシェイプを調整したり、ポーズをシェイプキーとして保存することもできます。
- ライブプレビューと非破壊ワークフロー: ジオメトリ・ノードで構築されているため、マテリアルの配線やベイクを手動で行うことなく、結果をライブで確認できます。
v1時の紹介記事はこちら
コレは中々画期的なフローですなぁ。法線を完全に変更してしまうのではなく、こういう形で制御可能にしておけば、様々な状況にも臨機応変に対応できそうです。(あくまでBlender上で完結するのであれば)
「Easy Custom Normals v2.0」はSuperHiveやGumroadから無料で入手可能で、アニメ顔プロキシー対応のプロ版が$10で入手可能です!是非チェックしてみてください!
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