トランジスタスタジオ(Transistor Studio)の平井豊和氏による、Side Effects のノードベースプロシージャル3DCGソフト「Houdini(フーディーニ)」の解説本「Houdiniではじめる 3Dビジュアルエフェクト」が登場!2016年2月29日発売予定!
待望のHoudini本!ただでさえ日本語での情報が少ないですからねぇ。ありがたや~
平井氏は以前当サイトでも紹介した、
puyopuyo – 名作パズルゲーム「ぷよぷよ」を「Houdini」を使いリアルにアレンジした映像
でも話題を集めておりました。
この本でHoudiniを習得して、日本のHoudini人口を増やしましょう!
- 著者: 平井豊和
- 出版社: 工学社 (2016/2/29)
- ISBN-10: 4777519392
- ISBN-13: 978-4777519392
- 発売日: 2016/2/29
本書の内容
「Houdini」(フーディーニ)は、カナダのSide Effects Software社が開発販売している「統合型3D-CGソフト」です。 「VFX」(Visual Effects,視覚効果)での分野を中心として、国内外を問わず、さまざまな「映画」や「CM」「ゲーム」などで、幅広く使われています。
多種あるシンプルな「部品」を、パズルのように組み合わせるだけで、無限の可能性をもったVFXの作成が可能で、さらに操作が簡単で自由度の高いソフトと言えます。
「Houdini」は、「ノードベース」という種類に分類されるソフトで、常に「ノード」(機能をもたせたカードのようなもの)を使って作業します。
「ノードベース」で制作をする利点は、以下のとおりです。
- 非破壊的…製作途中での変更が容易に可能
- 保証を得る…ズレや間違いに気付きやすい
- 制作過程を読み取れる…過程が一目で分かる
- 自由度が高い…いろいろなパターンで組み合わせ可能
また、「無料版」(Apprentice)でも、「有料版」とほぼ同じ機能にアクセス可能です。
本書では、基本操作からはじめて、「破壊」「粒子」「液体」「煙」など、代表的な映像エフェクトの作り方までを解説しています。
目次
- 第1章予備知識
・基本知識
・Houdini無料版をインストールする
・基本操作 - 第2章基本制作
・ジオメトリ編集の準備
・簡単なジオメトリ編集 - 第3章“破壊”の制作
・ダイナミクスの予備知識
・剛体シミュレーション
・破壊シミュレーション
・Glueによる接着 - 第4章“粒子”の制作
・シミュレーションを使わない粒子制御
・粒子の基本
・粒子の応用
・粒子のレンダリング - 第5章“液体”の制作
・液体の作成
・SOP を使用した外力の作成 - 第6章“煙”の制作
・煙の作成
・Advection(移流)
・煙の変形 - 第7章実践制作
・衝突に応じて粒子と煙を発生させる
書籍情報―Houdiniではじめる 3Dビジュアルエフェクト
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関連リンク
平井豊和氏
らい(@flatwellrichsum)さん | Twitter
Graberry
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