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Huion Kamvas 24 & Mini Keydial KD100 Review - 2.5K QHD解像度の大型液晶ペンタブレットと片手用デバイスを使ってみたよ!

この記事は約6分52秒で読めます

HUION社様から2021年に販売開始された24インチで2.5K(2560×1440)の大型液晶ペンタブレット「Huion Kamvas 24」と片手用デバイス「Mini Keydial KD100」をご提供いただきましたので、使えるのか軽~くレビューしてみました。

Huion Kamvas 24

Huion Kamvas 24の特徴
  • QHD(2560×1440)解像度と23.8インチの画面
  • 120%sRGB色域と178°視野角
  • 1000:1のコントラスト比
  • アンチグレアマットフィルム
  • PenTech3.0を搭載し充電不要のペンPW517
  • ペンは60度までの傾きを検知、筆圧8192レベル、5080LPI解像度
  • Android対応
  • 価格:¥80,749円(2022年6月のAmazon価格)

液晶タブレットも24インチと大型になると流石にフルHDでは解像度が物足りないですが、QHD解像度というのは最低限必要な程よいサイズを突いてると思いますねー。スペックを見た感じだと、ペンもディスプレイ性能もここまであれば問題無さそうだなぁという印象です。

Huion Kamvas 24 の製品仕様
名称Kamvas 24
製品モデルGS2401 
パネルサイズ23.8インチ(対角)
解像度2560 x 1440 (16:9) QHD
PPI (Pixels Per Inch)123 PPI
LCDタイプIPS
アクティブエリア526.85 x 296.35mm
コントラスト比Kamvas 24: 1000:1
輝度220cd/m2 (Max.)
反応時間14ms
視野角89°/89°(H)/89°/89°(V) (Typ.)(CR>10)
色域Kamvas 24: 120% sRGB
表示色16.7M (8bit)
ペン技術バッテリー不要の電磁共振
ペン解像度5080 LPI
圧力レベル8192レベル
精度±0.3mm(中央)±2mm(コーナー)
読取可能高さ10mm
傾き検知±60°
フィンガータッチ非対応
デジタルペンPW517
入力電圧AC 100-240V, 50/60Hz
出力電圧19V 3A
ビデオインターフェースUSB-C × 2; USB-A × 1
調節可能なスタンドST100A(グレー)
OSサポートWindows 7以降
macOS 10.12以降
Android(USB3.1 DP1.2)
AG Glassアンチグレアマットフィルム
フルラミネーションなし
消費電力≤20W
待機時消費電力≤0.3W
使用環境温度と湿度0-40°C, 20-80%
保管環境の 温度と湿度-20°C~60°C, 10-90%
寸法604.2 x 358 x 21〜28.3mm(スタンドなし)
正味重量5.6Kg(スタンド付き)
VESA 互換性100 × 100mm
梱包内容液晶ペンタブレット
バッテリー不要のペンPW517
調整可能なスタンドST100A
3-in-1ケーブル
電源アダプター
ACケーブル
ペンホルダーPH05A
ペン先x 10
ペン先クリップ
手袋
クリーニングクロス
クイックスタートガイド
L型レンチ
ネジx 4

続いて片手キーボードのご紹介

Mini Keydial KD100

Mini Keydial KD100の特徴
  • テンキー風レイアウト+ダイヤルの片手キーボード
  • ゴールデンピンデザイン賞・2021 GIDAグッドデザイン賞を受賞
  • 18個のキーをカスタマイズ可能
  • アプリごとの設定切り替えが可能
  • 機能切り替え付きダイヤルコントローラー
  • 無線と有線の2Way接続
  • 耐久性良し
  • 小型で薄型
  • 左利き・右利き両対応
  • 他ペンタブと共存可能
  • Win&Mac両対応
  • 価格:¥5,999円(2022年6月の公式ストア価格)

レイアウトがテンキー風なのは汎用性が高そうだなと思いました。

Kamvas 24 と Mini Keydial KD100 の実物をチェック

大きな箱で届きました。

製品一式。充実していますね。24インチなので結構デカイです。

スタンドは付属のネジで取り付けます。

かっちりしたスタンド。20°~80°の範囲で調節可能です。

電源ボタンやディスプレイの調整用ボタンは右上に配置されています。この辺は一般的なディスプレイと差は無いです。

ペン、サイドに2つボタン付き。
他社製品であるような消しゴム部分は無いですね。個人的には消しゴム部分を使わないので、無くても問題ありません。

続いて「Mini Keydial KD100」の開封です。

スタイリッシュな箱です。

内容物はご覧の通り。無線接続用アダプタと、有線接続用ケーブルがあります。

本体は薄型で軽量です。キーには印字が無く、とてもシンプル。打鍵感はパンタグラフキーボードと同じような感じでした。

ディスプレイアーム(モニターアーム)対応(VESA規格)

「Kamvas 24」VESAマウントに対応していますので、別途ディスプレイアームを購入し取り付ける事が可能です。Huion社様からもディスプレイアームが販売されているので、そちらも興味があればチェックしてみてください。

PCへの接続

さて「Kamvas 24」の接続は簡単で、付属の3in1 ケーブルで行います。液タブ側のケーブルは1本で済むのでスマートですね。公式の接続解説動画を貼り付けておきます。

別売りのUSB-C to USB-Cケーブルでの接続も可能です。この場合はPC側にはケーブル1本で繋がりますが、液タブ側は電源用に2本ケーブルが刺さることになります。どちらがスマートなんだろうか…

一方「Mini Keydial KD100」は有線接続の他に、付属のアダプタを使った無線接続が可能です。

「Kamvas 24」には拡張用USBポートが1つあるので、そちらに接続するのもアリだと思います。

ソフトウェアのインストール

各デバイスを使用するには公式サイトからソフトウェアをダウンロードしインストールしておく必要があります。ソフトウェアインストール後にPCと液晶タブレットを接続すると、問題なく認識されます。ソフトウェアのインストール周りの細かな解説は省略させていただきます。

「Kamvas 24」用のソフトウェアが入っていれば「 Mini Keydial KD100 」は自動的に認識されます。
他社のペンタブを使用し「Mini Keydial KD100」のみを使用したい場合は、 「Mini Keydial KD100」 単体用ドライバをインストールすると良いようです。

Huion Kamvas 24 & Mini Keydial KD100 使ってみた

まずはすぐに「Kamvas 24」のキャリブレーションを行い、「Mini Keydial KD100」のキー設定をしました。

早速キーボードを使わずに「Mini Keydial KD100」オンリーでBlenderでスカルプトする縛りプレイをしてみました。

90分ほどのスピードスカルプト。こういうアイデア出しの時間がとても楽しいです。

Youdube動画もアップ中

今回使っている様子を軽く動画にしていますので、そちらも合わせてご確認ください。

Kamvas 24 の総評!

液タブはデカいのが正義!とにかく大きい液晶タブレットがほしい人に最適!

未使用時は普通のディスプレイとして使いたい、という人はある程度大きな液晶があるととても便利だと思います。そういったニーズに答えた製品だと感じました。

液タブ本来の性能は、もはやどんぐりの背比べいうか、このクラスの液晶タブレットで不満が出ることは少なくなったと思います。

「Kamvas 24」の非フルラミネーションが不満だと感じたら「Kamvas 24 Plus」を選択すると良いでしょう。価格は1万5千円ほど高くなりますがフルラミネーション対応とコントラスト比や色域が向上している製品です。
一方でQHDという解像度は、24インチというサイズの中でペンで書く際距離まで顔が近づく事を考えると必要最低限なスペックだとなと感じました。この解像度に不満の出そうな方のために「Kamvas Pro 24(4K)」という4Kバージョンもありますので、解像度を求める方はそちらもチェックしてみると良いでしょう。

Mini Keydial KD100 の総評!

コスパの良い片手デバイス!

普段はテンキー(Numpadとして使いつつ、お絵描きの際に片手デバイスになるという優れたデバイス。しかも他の片手デバイスと比べると7,000円以内の価格で購入出来るのはかなりコスパが良いと思いました。ソフトウェアの方も必要最低限の機能は揃っており、多くを求めなければ問題なく使用できると思います。

不満があるとすれば、手の大きな私には片手デバイスとしては若干窮屈に感じた所です。
これはサイズ感やテンキーレイアウトなので仕方ないかなと思います。
あとキーに印字が無いので、キーボード用テンキーとして代替する場合には打ち間違いが起きそうですね。その場合はセリア(100均)で売っているアイコンシールや、こういうマーキングシールなどを使うと良さそう。あとはライバル会社が出してるこれとか。
片手用補助デバイスをお探しのは要チェックの製品だと思います。

公式ストアとAmazonのリンクを貼っておきます。公式ストアはセット購入で割引があるみたいですね。気になった方はこちらからポチっていただけると嬉しいな。

リンク

Kamvas 24
Mini Keydial KD100

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