定番コンポジットソフトウェア「NUKE」非商用ライセンスについてThe Foundryから発表がありました。
NUKE, NUKEX 及び NUKE STUDIO の非商用版を2015年初頭にリリース予定!
なんとウォーターマーク無し!(但し機能制限有り)
The Foundry :: Non-commercial NUKE
非商用ライセンスについて
- NUKEを教える教育機関ではご利用いただけません。
- 教室や研究室での教育利用を目的としたインストール及び使用は出来ません。
- NUKEの商用バージョンと同じパイプラインでの使用にはご利用いただけません 。
- 通常の勤務時間内に営利目的の会社内で使用することは出来ません。
- 支払い有無に関わらず、第三者へのサービス提供にはご利用頂けません。
- ユーザーの通常の勤務時間中に使用することは出来ません。
- 非商用NUKE STUDIOライセンスのクラスターを使用することは出来ません。
- 詳細についてはFAQページを参照下さい!
一言に要約すると、”自宅(プライベート)でお勉強・実験目的に使ってくれ”ということですね。
商用版との違いと機能制限
- 出力解像度は、HDサイズに限定されます。
- DNxHD, MPEGといった2Dフォーマットを非サポート
- ストレージの暗号化:
NUKEの商用版は、非商用バージョンで作成されたファイルを読み込むことができません。
非商業NUKEは、商用版で作成したスクリプトやギズモをロードすることができます。 - 限定されたPythonスクリプト:
非商用NUKEは、スクリプトによる一度に検索することができるノードの量が制限されます。
Pythonで”nuke.allNodes()などのコマンドを使用しても全てを取得出来ず、利用可能な最初の10ノードのみが返されます。 - 無効化されたノード:WriteGeoノードとPrimatteのノードが非商用NUKEで無効になっています。
- モニター出力を無効: 非商業NUKEには、ビデオモニタ出力はサポートされていません。
- サードパーティ製プラグインを非サポート
- コマンドラインレンダリングが無効
結構機能制限が多いですが、リリースが楽しみですね!
最後にSIGGRAPH 2014でのNUKE技術でも映像を貼り付けておきます。
The Foundry :: Non-commercial NUKE
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