ゲーム開発などではお馴染みのDDS圧縮、昔はNVIDIAのテクスチャ圧縮ツールを使う事がありましたがPhotoshopプラグインもアップデートされず音沙汰ない状態でしたよね…。そんな中、3月22日に最新版である「NVIDIA Texture Tools Exporter 2020.1」がリリースされました。スタンドアロンアプリケーションとして動作する他、Adobe Photoshopのプラグインとして利用する事も可能です。
コンテンツ
GFSによる紹介映像
このまったく新しいリリースでは、CUDAで高速化された最新のTexture Tools 3.0圧縮(ASTC、BC7、BC6を含む)のサポート、130を超えるDXGIおよびASTC形式、線形空間、勾配空間、事前乗算アルファミップマッピングのサポートが追加されています。コマンドラインとPhotoshopの自動化、および統一されたユーザーインターフェイスを搭載。
Announcing the NVIDIA Texture Tools Exporter 2020.1 – NVIDIA Developer News Center
主な機能
圧縮
- BC1-BC7およびASTCテクスチャ圧縮をサポート
- CUDA加速テクスチャコンプレッサーにより、高品質の画像を短時間で圧縮できます
- 4つの圧縮品質設定
- 130以上のDXGIおよびASTCフォーマットを読み取ります
- リアルタイム圧縮プレビュー
キューブマッピング
- 2D画像からキューブマップを作成する
- 法線マップキューブマップのカスタマイズ可能な座標系変換
- 展開された線形形式のキューブマップのサポート
ミップマッピング
- ミップマップの生成:カスタマイズ可能なフィルタリングとカラー処理
- ミップマップの生成:法線マップの勾配空間ミップマッピング
- ミップマップされたアルファカットアウト補正により、アルファカットアウトテクスチャは、詳細レベルに関係なくほぼ同じ領域をカバーします。
法線マップ
- カスタマイズ可能な法線マップの生成
- 7つのハイトマップ生成方法
- 6微分フィルター
- 接線空間またはオブジェクト空間の法線マップをエクスポートする
透明性
- 事前乗算されたアルファを含むテクスチャをエクスポートする
- ディザリングの有無にかかわらずアルファカットアウトテクスチャを生成
- 線形空間事前乗算アルファ画像処理
追加機能
- 自動化可能なワークフロー:コマンドラインインターフェイス(スタンドアロンバージョン)およびアクションサポート(Adobe Photoshopプラグイン)
- 高速バッチスクリプトのサポート(スタンドアロンバージョン)
- ICC v4カラープロファイルで画像を読み取ります
- 事前乗算されたアルファが適用された画像のエクスポートをサポート
- ワークロードがGPUメモリを超えるとCPUにフォールバックします
動作条件
スタンドアロンアプリケーション版
- 対応OS:Windows 7、8、10(64ビットのみ)
- NVIDIA CUDA対応GPU
Adobe Photoshopプラグイン版
- 対応OS:Windows 7、8、10(64ビットのみ)
- NVIDIA CUDA対応GPU
- Adobe Photoshop CC
最近はゲームエンジン側の機能で圧縮を行う事が増えましたが、
これはこれであると助かりますよほんと。
是非お試しあれ!
リンク
NVIDIA Texture Tools Exporter | NVIDIA Developer
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