Mitani Jun氏により開発され、現在オープンソースの元更新が続けられている折紙展開図ドローソフト「ORIPA: Origami Pattern Editor v1.60」のご紹介。
ORIPA: Origami Pattern Editor
ORIPAは、折り紙の折り目パターンをデザインするための描画ソフトウェアです。ORIPAのユニークな特徴は、パターンから折りたたまれた形状を計算することです。
ORIPAの最初のバージョンは2005年にリリースされました。ORIPAは2012年にオープンソースになり、2013年にGithubにプッシュされました。
ソフトウェアの使用方法の詳細については、ORIPAプロジェクトのWebサイトにアクセスしてください。
- さまざまな方法で線を入力することができます。
- 作成した折り目パターンはJPGやPNGの画像ファイルとして保存することができます。
- Ctrl + x でカット、Ctrl + c でコピー、マウスの左ボタンでペースト。貼り付けモードでは、Ctrlキーを押すことで原点頂点を選択することができます。
- .opx、.cp などのファイルであれば、他の折り目パターンも取り込むことができます。
- Ctrl + z キーまたはマウスの右ボタンで元に戻すことができます。
- Ctrl + y でやり直し。
- ドラッグで複数の線を選択することができます。
- 選択後、Scale Mode で選択した線を拡大縮小することができます。
- delete-line モードでは、ドラッグすることで複数の線を削除することができます。
- 折り畳まれた図形は、SVGとして保存することができます。出力では、各面にプリクリース(補助線)が残ります。
- 複数の折り目パターンに対応しています。ただし、.opx以外の形式で出力する場合は、単一の折り目パターンとして保存する必要がありますのでご注意ください。
v1.60(4月25日)
- スケーリングモードが追加されました。線分を選択した後、Shift + S のショートカットを試してみてください。
- 複数の折り目パターンに対応しました。ORIPAでは、各クリースパターンの折り返しモデルとX線モデルを1つの.opxで計算することができるようになりました。
- 他の折り目パターンデータをインポートすることができます。
- コピーした(またはカットした)線を任意の場所に貼り付けることができます。もちろん、スナップも可能です。
折り紙というアプローチは面白いので、3D空間で組み上げられると理想的なんだろうな…と思いました。
実行ファイルの最新版はGithub上から入手できます。是非チェックしてみてください。
リンク
ちるね様、情報のご提供ありがとうございました。
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