クリエイター向け作業効率アップ左手デバイスとして定評のあるシリーズ「TourBox(ツアーボックス)」の2022年新モデル「TourBox Elite(ツアーボックスエリート)」をご提供いただきましたので紹介させていただきます。
※2024/10/19 – PureRefプリセットのリンク切れ修正
コンテンツ
TourBoxとは
TourBox(ツアーボックス)はクリエイターのために設計された左手用コントローラーデバイスです。人間工学に基づいたデザインで違和感なく使用することができ、クリエイティブソフトのショーカットをTourBoxにマッピングするだけで、操作性を大幅に向上させることが可能です。
そして2022年、新モデルの「TourBox Elite」が登場!
ボディカラーはオパークスモーク(モダンスモークブラックトランスルーセント)、アイボリーホワイト、クラシックブラックの3色から選択が可能です。
TourBox Elite は 第3世代モデル
「TourBox Elite」は初代リリースから数えて第3世代のモデルです。
第1世代「TourBox」&「TourBox 2020」:マイナーチェンジ版「TourBox 2020」ではUSB-Aポートを排除
第2世代「TourBox NEO」:ノブとダイヤルにクリック操作を追加
第3世代「TourBox Elite」:Bluetooth対応でワイヤレス化が可能に、振動によるフィードバック機能を追加
ちなみに私がずっと使用していたモデルは「TourBox 2020」でした。
ずっと初代マイチェン前モデルの「TourBox」だと思ってた…。
TourBox Elite のプロモーション映像
「TourBox Elite」のアピールポイントはこちらを見れば分かりやすいですね。
デュアルBluetooth
ハプティクスフィードバック
TourBox Elite 本体の開封
さてそんな製品をひと足早く触らせていただきました。嬉しい!
なんか箱しょぼくないか?
今回は試用品の為、正式販売時のパッケージデザインはとは異なります。
国内向けのパッケージは、イラストコミュニケーションサービス「Pixiv」とのコラボによりコンテスト形式で決定されるそうです。
TourBox Elite パッケージデザイン イラストコンテスト
どのデザインがパッケージになるのか楽しみですね!
ってことで開封です。
今回は新色のオパークスモーク(別名:モダンスモークブラックトランスルーセント)をご提供いただいております。
本体、ユーザーマニュアル、有線接続用のUSBケーブル、無線時に使用する単3電池2本
内容物はいたってシンプルです
うっすら中の基盤が見える新カラーの本体。良いですね!個人的に旧型のマットな黒よりもこちらのほうが好みです!
スケルトンボディ!
旧人類しか知らない死語はやめましょうね。
TourBox Eliteをワイヤレスで接続してみる
接続・設定には管理用ソフト「TOURBOXコンソール」のインストールが必須です。WindowsとMacOSに対応しており、公式サイトから無料ダウンロードする事が出来ます。日本語対応していますのでご安心を!
※現在公式サイトで公開されているソフトウェアバージョンはBluetooth接続未対応のものです。
※今回特別にBluetooth対応のベータ版ソフトをご提供いただいております。
こちらからダウンロードできます:TourBoxコンソール ダウンロード
ではPCと接続してみましょう。個人的に旧モデルがあるので、USB差し替えでも良かったのですが、せっかくなのでワイヤレス接続してみます。
付属の単3電池を入れて背面の電源をONにし、ボタンを長押しする事でBluetooth接続待機状態になります。
あとは「TOURBOXコンソール」側でデバイス接続をするだけです。
簡単ですね。
TourBox専用コンソールソフトは常に進化中
ちなみに「TOURBOXコンソール」は初期リリース後からずっと進化し続けております。
特に大きかった更新
- V.1.x:日本語対応。「スライダー調節(回す速度を追跡)」を追加。
- V.2.x:「Tour」ボタンのカスタマイズ機能追加、アプリに応じて自動的にプリセットを切り替え、長押しによる連続入力の開閉スイッチ、組み合わせ操作を追加、アプリ内での関連付けられているプリセットの切り替え
- V.3.x:マクロ機能を追加、Apple siliconのネイティブサポート、TourMenu機能を追加、「システム」ビルトイン機能追加
結局こういうデバイスを活かすのも殺すのも、ソフトウェア次第です。
初期型から使ってきたのですが、定期的にアップデートされ、色々と不満が解消されていきました。
初期の頃、アプリ自動切り替えが無い時期は結構ツラかったので、実は数ヶ月ほど使わない時期もあったんです。
肝心の対応クリエイティブソフトは?PhotoshopとかClipstudioみたいな王道はもちろん対応しているんだろうけど、BlenderとかUnreal Engineとか、Magicavoxelとかそういうソフトとかで使えるん?
問題ないですよ(設定すれば)
基本的に設定したキーボードの信号を発信するので、カスタマイズすれば大抵どのソフトでも使用する事が出来ます。
動画を公開中!
ということで、記事で説明するの難しいな…と思い、使用している様子や振動音などがわかるように補足的に動画を用意しました。そちらをご確認ください。
動画内で構築したPureRefプリセットもここに置いておきます。
コレをベースにしてもらうと、面倒なタグ登録の時間を多少短縮出来るかと思います。
TourBox Elite 総評
左手用デバイスとして優秀
第1世代の「TourBox 2020」からずっと使ってきたうえで、今回第3世代である「TourBox Elite」を使用してみての感想ですが、左手デバイスとしてとても優秀だと思います。アップデートとともにソフトウェアの機能も充実し、総合的に隙のない作りになってきたと感じました。
ただ 「TourBox 2020」から「TourBox Elite」へ切り替えた際の変化は少し少ないので、 マイナーチェンジ感は否めませんね。第2世代から追加されたダイヤルのクリック機能で使用可能なボタンが増えたのは嬉しかったです。
それにしても本体の形ダサくない??
まぁカッコいい!というイメージではないですよね…。
形状の違う様々なボタン類は、若干煩雑に並んだ様に見えますが、誤操作防止の役割を果たしつつ、各ボタンやダイヤルはアクセスし易い位置にレイアウトされており、少し歪な形状も実は手にフィットする用に設計がされています。
なので見た目以上に使いやすく手に馴染みやすいなと感じましたよ。
丸みを帯びたデザインは可愛らしくも感じる…ハズ
振動機能はどうなの?
P○5みたいなの?
新機能である振動機能(ハプティクスフィードバック)は、中々心地よいですね。振動の部類としてはシンプルなものなので、流石に○S5のコントローラーの振動くらべてはいけません。
旧式のような引っ掛かりのあるノブダイヤルの感じも好きでしたが、振動する方で慣れるとこっちのほうが使っていて分かりやすいです。あとこの機構のほうがダイヤル内部パーツの摩耗も少ないのかもしれないですね。(勝手な妄想)
ワイヤレスはどうなの?
ほとんど動かさないし、意味有るの?
ワイヤレス接続は、机の上をスッキリさせたい人や、常に持ち歩いて使用する人には最適だと思いました。
ただ今回「TourBox Elite」を触った上で不満点を上げるとすれば、ワイヤレス接続周りで1つ。
PCをスリープから復帰させた際に上手くTourBoxが復帰出来ないことがありました。
(上手く動画やスクショを撮れていませんが…)
私の環境ではBluetooth 4.0での接続でしたので、Bluetooth5.1 に対応したPC環境ではまた違ってくるかもしれません。また、今回使用していたソフトウェアはベータ版なので今後改善される可能性があります。
一応そういった不具合を避けたいのであれば有線接続も出来ますので問題ないかと思います。
ということで私はほぼ机の上から動かさないので、今使っている電池が無くなったら、有線接続で良いかなと思いました。
で他の左手デバイスと比較してどうなのよ?使えるの?
なんだかんだで私は旧型から使い続けています。それがある意味1つの答えですね。
ただ…どんな左手用デバイスにも言えますが、好みに合わせたカスタマイズは必須ですし、最初は慣れるまで多少時間を必要とします。ウェブサイトからプリセットをいくつかダウンロード出来ますが、所詮人が作ったプリセット。こういった左手用デバイスは自分好みにカスタマイズしてこそ本領発揮します。
プリセットを使ってみて手に馴染まないのでこれは駄目…とならないようにご注意ください。
そんな「TourBox Elite」が現在CAMPFIREにてクラファンプロジェクトを開催中!プロジェクトの期間は2022年3月1日〜2022年4月30日まで、数量・期間限定・超早割価格20,380円からお求め可能です。左手デバイスをお探しの方は是非チェックしてみてくださいね。
リンク
TourBox Elite:クリエイターの究極Bluetoothコントローラー – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
コメント