shteeve3dによる、揺れボーンを手軽に適用出来るBlender向け無料アドオン「Wiggle」を全面的に書き直した新バージョン「Wiggle 2」の初期リリース版が公開されています。
Wiggle 2
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Wiggle 2は、Blenderのwiggleボーンアドオンを全面的に書き直したものです。
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- 新しい物理ロジック:特に単純なロープやチェーンをシミュレートする場合、ウィグリングがよりリアルに動作するように
- ピン留め(Pinning):くねくね動くボーンに減衰トラック拘束を使用すると、ターゲットに固定され、他のボーンはそれに応じて反応します
- コリジョン対応:ボーンは指定したメッシュやコレクションに衝突し、摩擦やバウンド、あるいは粘着性で反応することができます
- リンクとライブラリのオーバーライド:Wiggle 2はライブラリリンクされたアセットで適切に動作し、オーバーライドにより各シーンに合わせてWiggleを調整することができます。
- ベイクによる改良:ワンクリックでベイクオブジェクトに見えるウィグルボーンをキーフレームに変換
- プリロールオプション:シミュレーションを落ち着かせることが可能で、タイムライン・ルーピング・オプションと併用すれば、アニメーションのループにシームレスなウィグルを生成することも可能
- 一新されたインターフェイス:3Dアニメーションビューの1つのパネルですべてを管理でき、フルスクリーンのワークフローを効率化できます。
Blenderで揺れものを適用する際には抑えておきたいアドオンですね。
「Wiggle 2」はGithubにてGPL3ライセンスのもと、オープンソース公開されています。
現在は初期リリース版とのことで、コミュニティにてフィードバックを募集しています。是非チェックしてみてください。
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