残念ながら「Pixologic’s 2016 ZBrush Summit」にて「ZBrush 5」の発表はありませんでしたが、ベクトルディスプレイスメントマップ、リアルタイムブールシステム等を追加した無償アップデートアップデートの「ZBrush 4R8」が発表されました。ZBrushCoreと同様にトランスフォームギズモも搭載し、日本語UIも対応してます!
もともとZBrush 4R8はロードマップには無く、これがZBrush 5 の前の最後の更新になるとの事。この計画変更はZBrushCoreの登場も影響しているらしいです。
ZBrush 4R8の特徴
- 新トランスフォームギズモを搭載!(ZBrushCoreにも搭載)
他DCCツールと同じようにモデルのグローバルな移動、スケール、回転を制御可能!画面上のサイズを変更可能で、ユーザーの作成したオリジナルギズモを使用する事も出来るとか。 - 6言語にローカライズ!(ZBrushCoreも同様) 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、中国語
- ベクトルディスプレイスメントマップのサポート
方向性を持ったマップを使うことで、3Dブラシ的な挙動も可能に - マルチアルファブラシの作成機能
- LazyMouse ストロークの新オプション
- リアルタイムブーリアンシステム
- その他にも何かあるはず
挙動の詳細は下記デモンストレーション動画を視聴すると良いです。
2016 ZBrush Summit – ZBrush 4R8 Presentation
「ZBrush 4R8」のリリース日は現在未発表です。おそらくCoreリリース後直ぐじゃないか?と噂されてます。
また、ZBrushCoreはネイティブ64bitアプリケーションだが、ZBrush 4R8がどうなるか不明です。また、既存ユーザーのアップデート無料だそうです。
ちなみに「Pixologic’s 2016 ZBrush Summit」開催中(10/3)までは、ZBrush 4R7が20%OFFで購入できるので、このチャンスをお見逃しなく!
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