紹介が遅くなりました…
AMDのRadeon・GPU絡みの開発ツールをオープンソース化するプロジェクト「GPUOpen」から「Compressonator V3.0」が2018年5月にリリース!
テクスチャ圧縮の他、3Dメッシュの圧縮や最適化も可能になりました。ちなみに旧名は「AMD Compress」です。DDSテクスチャとかの圧縮に使う系ツールです。
Compressonator V3.0
- objおよびgltf 2.0ファイルのモデルメッシュの最適化
- 既存のメッシュ前処理技術を改良した3Dトライアングルメッシュの最適化
- 頂点キャッシュの最適化
- オーバードロー最適化
- 頂点プリフェッチキャッシュの最適化
- 既存のメッシュ前処理技術を改良した3Dトライアングルメッシュの最適化
- objファイルのモデルメッシュ圧縮
- Draco .drcファイルを使用してモデルを圧縮してより高速にダウンロード
- POSITION、NORMAL、TEX_CORD、およびその他のGENERIC属性の量子化ビットを設定する
- Draco .drcファイルを使用してモデルを圧縮してより高速にダウンロード
- DX12 3Dモデルビューアの機能と変更点
- マルチGPUノードの使用状況の統計
- リアルタイムGPUプロファイラチャート(合計GPU時間統計)
- アニメーション(オン/オフ)
- グロー
- スポットライト
- 陰影マップ
- トーンマッパーの選択( “Timothy”、 “DX11DSK”、 “Reinhard”、 “Uncharted2Tonemap”)
- 露出設定(0.0〜1.0)
- iblFactor(0.0〜2.0)
- バウンディングボックスを表示
- スカイドームの表示
- 2Dイメージビューアの更新
処理された(圧縮された)オリジナル画像およびピクセル画像差分ビューを単純なキーストーク(O、PまたはD)でオーバーレイ表示し、スペースバーを使用していつでも元の画像から処理済みまたは元の画像から画像の差分に切り替えることができます
インストーラのダウンロードはこちらから
Releases · GPUOpen-Tools/Compressonator
現在次期バージョン「Compressonator 3.1」が開発中
- CPUとGPU用の計算とパッキングされた数学ライブラリによるRadeon Powered Compression
- 一般的なモバイルベースのETCフォーマットのサポートが拡張されました。
- メッシュ圧縮はGLTF形式のファイルのサポートを含むように拡張されます
- OpenGL、Vulkan、DirectX 12でのGLTFモデルの完全なサポート
- 統合3Dモデルと2DテクスチャSDKインターフェイス
DXTテクスチャ圧縮といえば昔はNvidiaのツールがお馴染みでしたが、今進めるならこのAMDのツールですね^^
と言っても最近は“エンジン上で圧縮率指定して終わり”な事も多いので、使用頻度は低そうです。
是非お試しあれ!
関連リンク
- Compressonator V3.0 Release Brings Powerful New 3D Model Features – GPUOpen
- GPUOpen-Tools/Compressonator: Tool suite for Texture and 3D Model Compression, Optimization and Analysis using CPUs, GPUs and APUs
- GPUOpen – GPUOpen
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