Epic GamesのテクニカルディレクターArjan Brussee氏が、Unreal Engineの現状と将来の計画を紹介したUnreal Fest 2024 講演映像がYoutube上で公開されました!
Future Features in Unreal Engine: 5.5 and Beyond | Unreal Fest 2024
Unreal Fest Seattle 2024 の録画セッションで、UE 5.5 以降を含む Unreal Engine のロードマップにある機能について説明します。
未来の機能メモ
レンダリング
- Naniteの改良: 樹木や葉など大量のフォリッジに対応する技術(Nanite Skeletal Missions、Nanite Assemblies)の開発
- Lumenの最適化と高速化
- MegaLightsの開発(5.5では実験的)
- ローエンド向け実装プロトタイプ
- Substrate: 複雑なマテリアルの作成が可能な新機能(5.5ではベータ、次回プロダクションレディ)
- First Person Rendering: (5.5で実験的)一人称視点での表示を改善(FOV調整、影の描画など)。
ワールド作成
- PCG(Procedural Content Generation): GPUでの実行を強化。自動生成の効率化を目指す。UEFN対応、広大な世界のバイオーム、ランドスケープグラス対応
- 外部データレイヤー: 特定のアクタを分離して効率的に読み込む仕組み。
- ランドスケープの改良: 次世代のワークフロープロトタイプ
- カスタムHLOD
- ワールドブックマーク
- グリッドセルのパッキング
- WPでのLithgmapベイク
アニメーション
- コントロールリグ:デフォーマーグラフ、物理リグ、スケルタルヘアーエディターなど
- Sequencerの強化: インターフェース改善やアニメーションの合成機能の追加。シネマティックダイアログシステムの開発
- Tweenツール2.0、モーショントレイル2.0、物理アニメーション、タイムラインの最適化
- Anim Next:ルートモーション2.0、ステートツリー
モバイル
- NaniteのモバイルGPU対応
- VR用モバイルフォワードレンダラーの改善
- メモリの改善
- 複数プラットフォームのプレビュー
シミュレーション
- あらゆるキャラクターの筋骨格セットアップを完全自動化
- 機械学習されたSDFとMLベースのコンタクト生成
- Niagara:パフォーマンスの改善、PCGとの相互運用性
リリーススケジュール
- 5.5: リリース済み。
- 5.6: 来年春ごろを予定。
- 今後も年2回のアップデートを目指す。
色々気になる機能も多いですが、Substrateもプロダクションレディになるんですよね。今後そっちに以降すべきだろうか・・覚えないといけないことが多いなぁ・・1人で見れる範囲に限界を感じてきた・・チームを組むしか無いか・・
UE5.5の機能などはRoadmapページを確認すると良いですよ!
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