トップアニメータを教育してきたGlenn Vilppu氏による人体ドローイングの入門書「Vilppu Drawing Manual」の日本語版「グレン・ビルプのドローイングマニュアル(仮)」がボーンデジタルから出版されます。
こういった時代の流れに影響を受けない基礎的な技術書は重宝します。CG本ばかりじゃなくて嬉しいわ~。
- 大型本: 208ページ
- 著者:グレン・ビルプ Glenn Vilppu
- 出版社: ボーンデジタル
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4862463789
- ISBN-13: 978-4862463784
- 発売日: 2017年4月下旬
- サイズ:A4変形判
本書の特徴
半世紀以上にわたり、大手アニメーションスタジオでトップアニメータを教育してきた「The Teacher」、グレン・ビルプによる人体ドローイングの入門書
アクション、感情を表現する絵を描くには、それに応じた方法を学ぶのが近道です。
12のレッスンで、生き生きとしたアクションをとらえ、アイデアを表現し、ストーリーを語るためのツールを身に付けましょう。
- ルールではなく、ツールを身に付ける
- 写し取るのではなく、分析する
本書は、半世紀以上にわたり、大手アニメーションスタジオでトップアニメータを教育してきた「The Teacher」、グレン・ビルプによる人体ドローイングの入門書です。
本書で説明するドローイング手法は古典絵画がベースになっています。ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ポントルモをはじめ、過去の偉大な画家が描いたドローイングは作品の初期段階に描かれました。これは、モデルを写し取ることではなく、モデルから情報を得て、アイデアを表現するための工程でした。
アニメーションや現代絵画でも同じことです。ある瞬間の感情やアクションを表現するためには、巨匠と呼ばれる古典絵画から学ぶことはたくさんあります。
まえがきより
アニメーションスタジオに面接に行くならば、面接官に好印象を持ってもらいたいでしょう。担当者は、アニメーション業界に伝わる伝統的な手法、グレン・ビルプの教えを学んだかどうか、その痕跡をポートフォリオで確認します。これは本当のことです。大手のアニメーションスタジオには必ず、グレンの教材セットが揃っています。
目次
- Lesson 1: ジェスチャー
- Lesson 2: 球
- Lesson 3: ボックス
- Lesson 4: 球体とボックス
- Lesson 5: 楕円と円柱
- Lesson 6: 基本の手順
- Lesson 7: アナトミー: Part 1
- Lesson 8: アナトミー: Part 2
- Lesson 9: 2Dと3Dでの観察
- Lesson 10: 間接照明とモデリングトーン
- Lesson 11: 直接照明
- Lesson 12: 空気遠近法
内容サンプル
グレン・ビルプのドローイングマニュアル|書籍|株式会社ボーンデジタル
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