2022年1月24日、オープンソースのゲームエンジン「Godot」の次期大型メジャーアップデート「Godot 4.0 Alpha 1」が公開されました。Vulkanレンダラーやその他多数の注目機能が搭載されています。
Godot 4.0 Alpha 1
- エンジンコア部分の作り直し
- Valkanのサポート
- グローバルイルミネーションの作り変え:GIProbeはVoxelGIノードに置き換え
- 大規模なオープンワールドで使用できるGI技術(SDF based real-time global illumination(SDFGI))
- 画面スペースのGlobal Illumination
- ライトマップのベイク処理はGPUを使用
- ボリュームフォグ
- 環境の装飾にも使用できるデカール
- GPUベースのパーティクル:アトラクタ、衝突、トレイル、サブエミッタ、および手動エミッションをサポート
- オクルージョンカリング
- 自動メッシュLOD
- 可視範囲を使用した手動HLOD
- 物理学アップデート:円柱、HeightMapの追加、およびSoftBodyノードの再実装、その他最適化
- 物理ノードが大幅に再編成
- 新しいNavigationServerは、完全に動的な環境とオンザフライのナビゲーションメッシュベイク処理をサポート
- GDScriptの改善
- テキストレンダリングシステムを再実装
- ローカライゼーションへの取り組み、フォント処理の見直し
- デフォルトのプロジェクトテーマが最新化され、見た目がすっきりし、埋め込まれた画像が削除
- オーディオ周りの改善
- マルチプレイヤー周りの改善:ヘッドレスモード
- インポートされたシーンのすべての部分、そのマテリアル、および物理的プロパティをプレビューおよびカスタマイズ
- etcpakライブラリと新しいマルチスレッドインポーターのおかげで、テクスチャのインポート速度が大幅に向上
- glTFファイルをインポート
- 使いやすさの改善:ツールとエディターのアクセシビリティにいくつかの根本的な変更
- アニメーションエディターは、ブレンドシェイプトラック、専用の位置、回転、スケールトラック、および改善されたベジェ曲線ワークフローのサポート
その他動画
v4の開発には既に2年かけられています。α版なので、使用は自己責任でお願いします。
新機能をひと足早く試してみたい方は、ぜひサイトの方をチェックしてみて下さい。
リンク
Godot Engine – Major milestone ready for testing: Godot 4.0 alpha 1 is out!
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