Maxim Gumin氏が簡単なルール設定で絵やボクセル生成が可能な確率的プログラミング言語「MarkovJunior」をGithub上で公開しております。
MarkovJunior
MarkovJuniorは確率的プログラミング言語であり、プログラムは書き換えルールの組み合わせであり、推論は制約伝播を介して実行されます。MarkovJuniorは、現在マルコフアルゴリズムと呼ばれているものを定義および研究した数学者AndreyAndreyevichMarkovにちなんで名付けられました。
こういったプロシージャル技術はどんどん色々なものが生まれていますね。パターン化されたモノを手でチクチク作るのはほんとうに非効率になってくるんだろうな…。上手く活用していきたいですね。
Windowsのリリースビルド(v1.01)はこちらでリリースされており、実際に定義を作成し画像やVoxモデルを生成する事が出来ます。GUIがあるわけではなく、xmlに命令文を書き込みexeを実行すると画像やvoxファイル(Magicavoxelなどで開けるボクセル形式)が直接生成されます。
リンク
1. Generate stairy cycles with WFC
— Maxim Gumin (@ExUtumno) June 3, 2022
2. Drop columns from corners
3. Retract double columns and columns that touch ground or stairs
4. Grow windows between neighboring columns
5. Merge windows into bigger rectangles
6. Turn solo windows into walls
Project: https://t.co/qmVviSgnrQ pic.twitter.com/WZVDG0Uqrq
置き換えルールの基礎部分に関しては、miku氏がとてもわかり易く日本語でも解説しております。是非チェックしてみてください。プロシージャル界隈で話題のMarkovJuniorについての解説
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