Arseny Kapoulkine氏(zeux)による3Dメッシュ最適化オープンソースライブラリの最新アップデート「meshoptimizer v0.25」が公開されました!
meshoptimizerとは?
meshoptimizer は、3Dモデルのメッシュデータを軽量化し、GPUで効率よく描画できるように最適化するためのオープンソースライブラリです。
- 頂点・インデックスの再配置によるキャッシュ効率化
- 過剰な三角形や頂点の削減(LOD生成)
- glTFファイルの圧縮・最適化(同梱ツール「gltfpack」)
- MITライセンスの下でGithub公開
v0.25 アップデート内容のポイント
今回のリリースでは、LOD生成と軽量化のクオリティが大幅に改善されています。
- meshopt_simplifyWithUpdate(新関数)
LOD生成時に頂点の位置や属性を再配置し、より自然で高品質なローポリを出力。 - Permissiveモード
属性の切れ目(UVシームや法線の境界)をまたいだ簡略化が可能に。
→ ファセット形状やシームの多いモデルでもLOD生成がしやすく。 - Regularizeフラグ
三角形の形状をなるべく均一にし、スキニングや変形時の見栄えを改善。 - gltfpackの強化
-tw
オプションでテクスチャをWebP圧縮 → ファイルサイズをさらに削減-sp
オプションでPermissiveモードに対応 → LODの品質アップ- 複数の細かい修正で安定性と実用性が向上
是非チェックしてみてください!
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