人間の顔をどう粘土で表現するのか。その手のプロのノウハウが纏められた「Portrait Sculpting: Anatomy & Expressions in Clay」の日本語版、『ポートレートスカルプティング 粘土で作る頭部:アナトミーから表情まで』がボーンデジタルから発売されます。これはCG・造形・イラスト等でも生かせそうですね!
ポートレートスカルプティング 粘土で作る頭部:アナトミーから表情まで
- 大型本: 224ページ
- 出版社: ボーンデジタル
- 著者:フィリップ・ファラウト、チャリシー・ファラウト
- 翻訳:株式会社Bスプラウト
- 編集:平谷 早苗
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4862463487
- ISBN-13: 978-4862463487
- 発売日: 2016/10/31
本書の概要
粘土彫刻にも、デジタルスカルプティングにも!
アナトミーに基づいた肖像彫刻の制作過程をゼロから丁寧に解説
人間の顔を正確に表現するための知識と手法を65体の彫刻と550枚の大判の写真でくまなくお見せします。
人体の顔の成り立ちを構造から解説。作業を効率的に進める方法、アナトミーの基礎からはじめ、加齢の過程や表情の仕組みを学んでいきます。
粘土彫刻の修正方法や、型どり、保存や利用の方法も紹介しています。
著者について
フィリップ・ファラウトは、フランスのGermain Sommeillierで学び、木彫刻およびフランス伝統の木製家具制作で学位を取得しました。ヨーロッパ諸国、アジア、アフリカ、カリブ海などの地域を精力的にめぐり、そこで吸収した各地の文化が、彼の肖像作品に影響を与えています。バージニア州のチェサピーク湾岸地域に居を構えてからは、粘土による頭部の彫刻に興味を持ちます。
ニューヨーク州イサカで生まれたチャリシー・スコット・ファラウトは、シラキュース大学でイラストレーションを専攻し、極めて優秀な成績で卒業しました。彼女の磁器デザインに関する写真や記事は、数々の業界誌に掲載されています。
ファラウト夫妻は、互いの持てる技能を合わせて1994 年にPCF Studios を設立。幅広い業界向けにプロトタイプ、特殊用途の彫刻ツール、立体のリファレンスマテリアル、彫刻技法を解説したビデオシリーズを制作しています。
また、6インチの磁器像から石やブロンズ製のモニュメントまで、数多くのオリジナル作品を制作しています。フィリップは、全米彫刻家協会が開催している展覧会や、全米肖像協会のニューヨーク市での例年の展覧会に出品しています。加えて、国際的に知られる専門家のベティ・パット・ガトリフのもと、複顔の研究も続けています。
彫刻家の育成にも注力する夫妻は、米国やカナダの各地に出向き、民間のスタジオや教育機関で肖像彫刻を教えています。
目次
Chapter 1 材料、道具、照明
Chapter 2 アナトミーとエイジング
Chapter 3 顔のパーツと髪
Chapter 4 面で形作る
Chapter 5 ポートレート
Chapter 6 よくある間違い
Chapter 7 表情
Chapter 8 仕上げのテクニック
Chapter 9 粘土原型ができたら
内容サンプル
お求めはこちらから
ポートレートスカルプティング 粘土で作る頭部:アナトミーから表情まで
原本はこちら
関連リンク
コメント