2023年5月30日に開催されたUnreal Engineのバーチャルプロダクションにフォーカスしたイベント『Virtual Production Deep Dive 2023』の講演映像が公開されました!
※2023/06/22 – ソニーPCLと角川大映スタジオの講演を追加
Virtual Production Deep Dive 2023
バーチャルプロダクションにてUnreal Engineをご活用いただいている企業よりバーチャルプロダクションの活用事例やメリット、課題などをご紹介いただく、映像業界に従事されている方向けのセッションをお届け。
※Unreal Engineやバーチャルプロダクション、映像制作の初歩的なことについては、本イベントでは触れません。
会場には、8KのLEDディスプレイ(Crystal LED)が配置されており、インカメラVFXのデモンストレーションも実施されました。
海外のバーチャルプロダクション スタジオと事例
エピック ゲームズ ジャパン / 向井 秀哉
海外でもLEDステージを持ったスタジオが次々と増えており、Unreal Engine、そしてインカメラVFXを使用した作品が増えています。
この講演では、日本国外にどのようなバーチャルプロダクションスタジオがあるのか、どのような機材を導入しているかなどをご紹介するとともに、バーチャルプロダクションを使用して撮影された海外の事例をご紹介します。
海外でのスタジオの規模感を知れる面白いセッションですね。
期間限定プロジェクトの実施から考える、VPスタジオに必要なこと
ソニーPCL/伊藤 隆嗣
角川大映スタジオ/小林 壯右 様ソニーPCLと角川大映スタジオは、2023年1月より期間限定でバーチャルプロダクションスタジオを共同運営中です。このプロジェクトの取り組みから実感したVPスタジオに必要なことを、両社の推進担当者によるトークセッション形式でお話します。
プリレンダーアーティストが挑むバーチャルプロダクション制作
オムニバス・ジャパン / 徳重 岳浩 様
オムニバス・ジャパン / 近藤 晋也 様
VPでの3DCG背景制作についてご説明いたします。これまでプリレンダーCG(非リアルタイム)を担当してきたCGアーティストがリアルタイムで描画が必要なVP制作に取り組んでみて、難しかった点、メリットなどをご説明します。UE5でのVP制作事例もご紹介します。
また、日本でのVP制作の推進を目的にし発足した共同プロジェクト「メタバース プロダクション」にて取り組んでいる、映像制作における『温室効果ガス削減』『プロセス効率化』を目指したサービスのご紹介もいたします。
実際にVPを行った方だからこそ分かる問題点が知れるのはとてもありがたいですね。
バーチャルプロダクションとインカメラVFXについて / LEDスタジオ事業をロケットスタートする方法(2部構成)
スタジオブロス / 金子 元隆 様
スタジオブロス / 嶋田 裕太 様
Epic Games Authorized Training Centerの弊社が運営するVPセミナーからインカメラVFXクラスで解説しているLEDステージ構築とコンテンツ制作に関する内容を抜粋して、スタジオプラン、構築、運用、そしてコンテンツサプライを成功させるための手順をご説明します。
ワークフローの変化図が分かりやすいですね。映像コンテンツとしてのクオリティも保ちつつ、その中で高FPSを保たないと行けないというのは大変そうです。LEDスタジオ事業を始める際の情報は、普段は聞けないような内容ばかりで、とても面白かったです。
Deep Dive系イベントは毎度内容が濃密です。今後も色々イベント開催してほしいですねー。
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