「Vulkan Programming Guide」の日本語版書籍『Vulkanプログラミングガイド』が先月末、販売開始されました!
Vulkanプログラミングガイド Vulkan Programming Guide日本語版
- 著者:グラハム・セラー、ジョーン・ケセニッチ
- 翻訳:中本 浩
- 定価:7,700円(本体7,000円+税10%)
- 発行・発売:株式会社ボーンデジタル
- ISBN:978-4-86246-531-3
- 総ページ数:368ページ
- サイズ:B5判
本書の特徴
Vulkan開発者のためのガイドブック:クロスプラットフォーム グラフィックスの次世代仕様をマスターしよう
次世代のOpenGL仕様であるVulkanは完全に再設計され、アプリケーションがGPU高速化を直接制御できるようにして、今までにない性能と予測可能性が得られます。本書は経験を積んだグラフィックス プログラマーのための、どのVulkan環境でも必要不可欠な信頼できる参考書です。
Vulkan APIリーダーのグラハム・セラーとジョーン・ケセニッチが、移植性の高いVulkan APIと新しいSPIR-Vシェーディング言語を多くの例題により紹介します。著者はVulkan、その目的、そのAPIの骨組みとなる重要な概念を紹介し、Vulkanの独自性と、その並外れた力の両方を示す複雑なレンダリング システムを提示します。メモリーへの描画、スレッド処理からコンピュート シェーダーまでの幅広いトピックが完全に網羅されています。特に重要な、開発者が管理できるようになった同期、スケジューリング、メモリー管理などのタスクを処理する方法も紹介しています。
ゲームから医療まで幅広い分野で使える強力な3D開発テクニックと、困難な科学計算問題を解く最先端のアプローチをを紹介します。OpenGLを使ったことのある読者にも、オープンな規格のグラフィックスAPIが初めての読者にも、本書は求める結果と性能への助けになるでしょう。
- Vulkanの能力と、OpenGLとの違いを示す、十分にテスト済みのコード例
- Vulkanの新しいメモリー システムを1から使うための専門的なガイダンス
- キュー、コマンド、データ移動、プレゼンテーションの徹底的な議論
- SPIR-Vバイナリー シェーディング言語とコンピュート/グラフィックス パイプラインの完全な説明
- 描画コマンド、ジオメトリーとフラグメントの処理、同期プリミティブ、アプリケーションへのデータ読み戻しの詳しい議論
- 完全なアプリケーション事例:複雑なマルチパス アーキテクチャーと複数の処理キューを使う遅延レンダリング
- Vulkan関数とSPIR-V命令コードの表とVulkan用語集
著者について
Vulkan仕様のAPIリーダーのグラハム・セラーは、AMDのソフトウェア アーキテクト/技術フェローです。彼はOpenGL ARBでAMDを代表し、VulkanとOpenGLのコア仕様と拡張に活発に貢献し、いくつかのラフィックスと画像処理の特許を持っています。
寄稿者のジョーン・ケセニッチはVulkan仕様の言語リーダーで、LunarG Incの上級コンパイラー アーキテクトです。彼は1999年以来、OpenGL ARBとKhronosでOpenGL、GLSL、Vulkan、SPIR-Vの開発に参加しています。SPIR-Vを開発し、その仕様編集者です。GLSL仕様編集者として、シェーダー コンパイラー ツールと移植性を改善するトランスレーターを開発しています。
Vulkanを学ぶ数少ない書籍。気になる方は是非チェックしてみてください。
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原本はこちら
Vulkan Programming Guide: The Official Guide to Learning Vulkan (OpenGL) (English Edition)
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