Maxonは2023年1月12日に3Dスカルプトモデリングソフト新バージョン「ZBrush 2023」の販売を開始しました
ZBrush 2023
- ZBrush内でRedshiftが統合:ZBrush内で高品質なレイトレーシング画像をレンダリング可能
※ZBrush 2023 永続版で RedShiftレンダリングを使用するには、別途Redshift のサブスクリプションを購入する必要がある - スライムブリッジ:マスクされた島から別のマスク島へ複雑なスプラインブリッジを作成可能
- Sculptris Pro:希望する部分のメッシュ密度を直感的に選択することが可能に
- ダイナミックシンメトリ:ローカル・シンメトリーは、ギズモを利用して、モデルを中心軸から動かしてもZBrushワークスペース内の対称性を維持するこが可能に
- 領域マスク:オートリージョンにより、複雑なマスクシェイプを簡単に塗りつぶすことができます。ボタン一つで複数のマスク領域を塗りつぶすことも可能です。
- すべてのサブツールに最後のアクションを適用::マテリアル属性、カラー情報、その他の「元に戻せない」操作を、ボタンをクリックするだけで、複数のサブツールに適用可能
- Zリメッシャーの再試行:業界最高水準の自動リトポロジーは、トポロジーの順序や構造などの異なる設定結果を保存して比較できるオプション
- Zリメッシャーのポリペイントを維持:新たに構築されたメッシュに既存の色をシームレスに投影する新しいオプションにより、制作中のどの時点でもメッシュを最適化することが可能
- クリースエッジを基準にUVアンラップ:Crease Edgeは、UVマップ生成のためにUVシームを配置すべき最も効率的なハードエッジと「折り目」を自動的に検出
- Apple Siliconのサポート
- その他細かな改善や修正
細かなアップデートについてはこちら:https://www.zbrushcentral.com/t/zbrush-2023-available-now/440675/1
Michael Pavlovich 氏による新機能解説
主にダイナミックシンメトリーやギズモ周り
そしてスライムブリッジ
プレゼンテーション映像
ZBrush上でレンダリングを行いたいユーザーからしたらRedshift統合はとても嬉しいアップデートだと思います。個人的にスライムブリッジはとても使ってみたいなぁと思いました。
きっとだれかがすぐBlenderでアドオン作りそうな予感…
ZBrushは永続ライセンスやMaxonOneのサブスクなど、プランが用意されておりますので詳細は公式サイトをご確認ください。
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