無料でオープンソースの3DCGソフトウェア「Blender」。
大幅進化を遂げたバージョン2.8が遂に正式バージョンとしてリリースされました!SIGGRAPH 2019に合わせて公開されたリールも要チェックです。
RC RC2 RC3…RC4…とリリース候補版が永遠に続くのではいかと思ったので一安心。
Blender最新リール!SIGGRAPH 2019 – Made by you
Blender 2.8 の大きな特徴
- 4年もかけて構築された、過去最大のメジャーアップデート
- 柔軟でカスタマイズしやすい新ユーザーインターフェース
- 業界互換キーマップを搭載
- 物理ベースのリアルタイムレンダリングエンジンEeveeの3Dビューポートを搭載
- Workbenchレンダリングエンジン
- 2Dアニメーションツールセット Grease Pencil
- 複雑なシーンの管理に適したコレクションとビューレイヤシステム
- Cyclesレンダラーには、新しいPrincipled HairやPrincipled Volumeシェーダーなどを搭載
- ディペンデンシーグラフが最新のCPUに最適化されパフォーマンスの大幅向上。並列処理により多くのオブジェクトと複雑なリグがあるシーンでのパフォーマンスが向上
- Pixarの高性能OpenSubdivを搭載
- ネイティブglTFエクスポート
- WebMのサポート
- ビデオメタデータのサポート
- Blenderゲームエンジン(BGE)の廃止
Blender 2.80 ドキュメントではGodotを「より強力なオープンソースの代替手段」として正式に推奨 - 古いBlender Internal レンダリングエンジンの廃止
Blender 2.8の魅力を伝える動画たち
生まれ変わった!とか新しくなった!とかそういう情報はBlender 2.8お初めて触る人にはどうでも良いかもしれないですね。
とりあえず使ってみたら良いんじゃないでしょうか、合わないなら合わないで、仕方なし。
ちなみに、公式サイトからダウンロードする際に、デフォルトだと.exeのインストーラー形式のファイルがダウンロードされるんですが、macOS,Lunux,and other versions の所をクリックする事で、ベータ版やRC版の時同様のzip形式でもダウンロードする事が出来ます。
USBメモリに入れるもよし、リポジトリ管理するもよし、ちなみに私はZip形式のものを全部クラウドのドライブに突っ込んで運用しています。いつでもどこでも、どのPCからでも自分のBlender環境を使える!
是非お試しあれ!
リンク
blender.org – Home of the Blender project – Free and Open 3D Creation Software
Blender 2.80 is shipping – BlenderNation
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