ゲーム開発会社「サイバーコネクトツー」の熱い会社説明会動画を紹介!業界を目指す学生(デザイナー・アーティスト・プログラマー)さんは視聴必須です!
※サイバーコネクトツーでは、ゲーム企画職は「ゲームデザイナー」、ゲームグラフィッカーは「アーティスト」と呼びます。また、記事内の一部ではサイバーコネクトツーのことを「CC2」という略称で表記してあります。
※ 2015/01/14 記事の一部を修正しました。
コンシューマーゲームの分野では『NARUTO』や『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』という大ヒットキャラクターゲームを手がけ、スマートフォンゲーム『フルボッコヒーローズX(エックス)』が200万ダウンロードを突破している福岡のゲーム開発会社「サイバーコネクトツー」。
そのサイバーコネクトツーが近年に開催している会社説明会の動画が、ゲーム業界を本気で志望する学生さんにとって非常に参考になる、という情報をいただきましたので、今回の記事でご紹介します!
現在、グラフィック・プログラム・企画の各分野で求められている最新のスキルや考え方を、非常に分かりやすく解説しています。
厳しい発言も時々ありますが、基本的には非常に丁寧で熱い!熱い!内容の動画です!
動画の特色
同一職種でも各地域の説明会ごとに内容が異なっています。例えば、「サイバーコネクトツー会社説明会 IN 九州 2014」のアーティストの解説ではUIデザインについて解説していますが、「「サイバーコネクトツー会社説明会 IN 東京 2013」第1部」ではエフェクトについて解説してあります。
現場で通用するスキルや心構えをダイレクトに紹介。基礎から丁寧に教えています。就活時の応募書類の制作ノウハウも惜しげもなく開陳しています。
厳しい言葉も出てきますが、ゲーム業界を本気で目指す方には良い内容だと思われます。
各分野の説明の後で、その分野を学ぶ上で必要な参考書籍やサイトも紹介しています。
グラフィック・プログラム・企画の各分野の解説以外にも、インターンシップの解説や質疑応答のコーナーもありますが、そこではCC2社のゲーム開発に対する取り組みなども知ることが出来ます。
ゲーム業界志望者に対する熱いメッセージあり!
この動画の内容を、ゲーム業界志望の学生さんは是非今日から実践してみましょう!
サイバーコネクトツー代表の松山氏による説明会についてのメッセージ動画
サイバーコネクトツー会社説明会動画
動画は下記の「cc2channel」というサイバーコネクトツーの公式youtube動画サイトに掲載されてあります。
また、このページ下部にも内容の詳細付きで動画を貼り付けておりますので参照下さい。
サイバーコネクトツー会社説明会 IN 東京 2014
第1部
- 00:00 ~ 04:58 – 松山洋社長によるCC2社と会社説明会の概要説明
- 04:59 ~ 29:49 – ゲームデザイナー講座
「書類選考の攻略法伝授!」がテーマ。
書類選考の攻略法を全5項目にわたり解説しています。CC2社員へのサポート制度の紹介やゲームデザイナー向けの参考書籍・WEBサイト紹介、そして会場来場者へのメッセージもあります。 - 29:50 ~ 54:52 – ゲームプログラマー講座
「プログラミング言語のほかにプログラマーは何が必要か?」がテーマ。
「ゲームプログラマーに必要な5つの能力」を全5項目にわたり解説しています。「ツール・ミドルウェアを使いこなそう」「何か1つ自分にしか出来ないことを持つ」といった項目が特に興味深いです。ゲームプログラマー向けの参考書籍・WEBサイト紹介、講演したプログラマーからのメッセージもあります。
第2部
- 00:00 ~ 29:52 – アーティスト講座
アーティスト系の4職種「インターフェイスデザイナー」「キャラクターモデラー」「BG(背景)モデラー」「キャラクターアニメーター」に必要なポイントや心構えを、各職種の採用合格者のポートフォリオ事例を紹介しながら解説しています。アーティスト向けの参考書籍・WEBサイト紹介、各職種の採用合格者達と講演したインターフェイスデザイナーからの熱いメッセージもあります。 - 29:53 ~ 39:03 – サイバーコネクトツーのインターンシップの概要と、そのメリットの解説。
「エフェクトマスター」という、ビジュアルエフェクツアーティスト向けに特化したインターンシップの告知あり。
※26:53 ~ 29:53部分の「最後に」というコーナーで「自分もクリエイターになれたから、みなさんも頑張ってクリエイターを目指してください、そして一緒に働きましょう」という「インターフェイスデザイナー」による会場来場者への激励のメッセージが確認出来ます。
第3部
- 00:00 ~ 17:04 – 質疑応答。
会社説明会前にあらかじめ収集した質問の内で、多数あったものに対しCC2スタッフが返答しています。 - 17:05 ~ 34:49 – 質疑応答。
会社説明会前にあらかじめ収集した質問の内で、少数意見と会場内で募ったものに対しCC2スタッフが返答しています。 - 34:50 ~ 45:56 – 今後のCC2社の展開方針の紹介、松山洋社長による締めの言葉。
松山洋社長による「ゲーム業界に対するアンテナを自発的に張ろうとしない人は、業界に向いていない」「『(ゲームが)好きだ』という気持ちを突き詰めればプロになれる」という発言あり。
サイバーコネクトツー会社説明会 IN 九州 2014
第1部
- 00:00 ~ 06:25 – 松山洋社長によるCC2社と会社説明会の概要説明
- 06:26 ~ 29:31 – ゲームデザイナー講座
「CC2のゲームデザイナーとして応募された場合、どういう選考を経て採用に至るか」がテーマ。
CC2のゲームデザイナー達が、CC2社の「書類審査」「一次面接」「最終面接」について非常に詳しく解説。「松山洋社長による、最終面接時のチェックポイント」という項目も紹介されています。ゲームデザイナー向けの参考書籍・WEBサイト紹介、CC2社の採用試験にのぞむ人へのメッセージもあり。 - 29:32 ~ 56:31 – ゲームプログラマー講座
「サイバーコネクトツーに入社するには」がテーマ。
「最近のゲームプログラマーの就職事情」「ゲーム会社が実際に求めているゲームプログラマー像」「ゲームプログラマー志望者への作品制作時のアドバイス」が主な内容。「ゲーム会社が求めているゲームプログラマーは、『市販されているゲームと同じレベルのものを作れる力がある』人」といった発言が興味深いです。ゲームプログラマー向けの参考書籍・WEBサイト紹介、講演したプログラマーからのメッセージもあります。
※18:21 ~ 23:44部分では、「戦場であるゲーム業界に、憧れだけの素人はいらない」という甘い業界志望者に対する厳しい発言が確認出来ます。
第2部
- 00:00 ~ 41:03 – アーティスト講座
UIアーティストの「仕事内容・必要なスキル」「なるための学習方法」と、「受かるポートフォリオ」がテーマ。
CC2社制作のゲーム『NARUTO』を実例に、UIアーティストの業務内容や作品の制作過程を紹介。現場で必要なスキルや、そのスキルの身に着け方も詳しく解説しています。また、採用試験に合格したポートフォリオを実例に、合格できるポートフォリオ制作のコツについても詳細に解説。アーティスト向けの参考書籍・WEBサイト紹介、「最後に」という講演したUIアーティストからのメッセージもあります。 - 41:04 ~ 50:34 – CC2のインターンシップの概要と、そのメリットの解説。
「エフェクトマスター」という、ビジュアルエフェクツアーティスト向けに特化したインターンシップの告知あり。
第3部
- 00:00 ~ 33:21 – 質疑応答。
会場来場者から募ったものに対しCC2スタッフが返答しています。 - 33:22 ~ 44:54 – 今後のCC2社の展開方針の紹介、松山社長による締めの言葉。
この頃から、CC2社の「世界で勝負する新規プロジェクト進行中」の告知が出てきます。
※42:15 ~ 44:54 部分では、「ゲーム業界の煌びやかな面ばかりではなく、あえて厳しいことを今回の会社説明会で言った。本気で好きならクリエイターになれるが、半端に好きなだけの人は目指さない方が良い」という業界志望者への厳しいアドバイスが確認出来ます。
・サイバーコネクトツー会社説明会 IN 東京 2013
第1部
- 00:00 ~ 26:20 – 松山洋社長によるCC2社の概要説明。
CC2社が制作している手帳の告知もあり。 - 26:15 ~ 01:00:03 – アーティスト講座
ビジュアルエフェクツアーティストの「仕事内容・必要なスキル」「応募する時のエフェクト作品制作のコツ」「なるための学習方法」がテーマ。
ゲーム内でのエフェクトの役割の解説と、エフェクトの制作方法と制作過程を紹介しています。志望者向けに、「エフェクト作品の良し悪しの見分け方」「制作に必要なCGツール」「スキルの身に着け方」も紹介しています。アーティスト向けの参考書籍・WEBサイト紹介、講演したビジュアルエフェクツアーティストによる「自分は3Dモデラーからエフェクトへ転向した」というメッセージもあり。
第2部
- 00:00 ~ 30:34 – ゲームプログラマー講座
「コンシューマーゲームとスマホゲームのプロクラムの違い」「スマートフォンゲーム制作に必要なスキル」「ゲーム制作におけるネットワークエンジニアの役割」がテーマ。
これらのテーマについて詳細に解説しています。スマートフォンゲームの制作を意識した内容です。プログラマー向けの参考書籍紹介、講演したプログラマーによるメッセージもあり。 - 30:35 ~ 01:09:09 – ゲームデザイナー講座
「ゲームデザイナーとしてゲーム会社に就職するには!?」がテーマ。
「良いゲーム企画書」と「悪いゲーム企画書」の違いを、CC2の社内で制作された企画書を実例に詳細に解説。新卒者が経験者に書類審査で勝つための自己アピールの仕方、学生のうちにしておいた方が良い事も解説しています。ゲームデザイナー向けの参考書籍・サイト紹介、講演したゲームデザイナーによる熱いメッセージもあり。 - 01:09:10 ~ 01:17:41 – CC2のインターンシップの概要と、そのメリットの解説。
過去のインターンシップで制作された作品の紹介もあります。
第3部
- 00:00 ~ 36:53 – 質疑応答。
会場来場者から募ったものに対しCC2スタッフが返答しています。 - 36:53 ~ 44:30 – 今後のCC2社の展開方針の紹介、松山洋社長による締めの言葉。
サイバーコネクトツー会社説明会 IN 九州 2013
第1部
- 00:00 ~ 10:48 – 松山洋社長によるCC2社の概要説明。
CC2社で出版している、CC社ゲーム作品の設定資料集の紹介もあり。設定資料集では、キャラクターやBG(背景)のモデルといったゲーム素材も、カラーページで詳しく紹介しているそうです。 - 10:49 ~ 32:35 – アーティスト講座
「キャラクターアニメーターとしてサイバーコネクトツーに入社するには?」がテーマ。
採用合格者のポートフォリオ事例を元に、ポートフォリオ制作で抑えるべきポイントを解説。また、CC2社のキャラクターアニメーター研修のカリキュラムを紹介しながら、アニメーション作品制作に必要なスキルを解説。 - 32:36 ~ 35:56 – 「アーティスト採用情報」
CC2社で募集しているアーティスト系全職種名を紹介した後で、CC2社が特に求めている「キャラクターアニメーター」「UIアーティスト」「エフェクトアーティスト」の3職種で必要なスキルとその学習方法を大まかに解説。 - 35:57 ~ 39:40 – アーティスト系職種向けの参考書籍・WEBサイト紹介、アーティスト職志望の学生へのアドバイス
第2部
- 00:00 ~ 30:52 – ゲームプログラマー講座
「(ゲーム会社で)求められているプログラマー」がテーマ。
ゲームプログラマーに求められるスキルを、CC2社への応募作品を実例に詳しく解説。『「ゲームを遊ぶ人にとって分かりやすい配慮をする」「プログラムを大量に書ける」のが大事』といった発言が興味深いです。また、スキル習得の方法として「『本などでスキルを学び、プログラムを書く』を毎日繰り返す」「ゲーム会社での制作手順に則ったゲーム制作」を推奨しています。ゲームプログラマー向けの参考書籍・WEBサイト紹介、講演したプログラマーによるメッセージもあり。 - 30:52 ~ 50:09 – ゲームデザイナー講座
「現場が求めているゲームデザイナーとは?」「必要とされる能力」がテーマ。
現場で必要とされる「アイディア力」「企画力」「コミュニケーション力」「忍耐力」の4つの能力について、詳しく解説。あえて現場の大変さを強調することで、志望者の覚悟を試しているような内容です。提出する応募作品へのアドバイス、ゲームデザイナー向けの参考書籍・WEBサイト紹介、講演したゲームデザイナーによるメッセージもあり。 - 50:11 ~ 01:01:22 – CC2のインターンシップの概要と、そのメリットの解説。
「完全生活保障付き」制度の特殊なインターンシップ「ゲームプログラマーズキャンプ」の告知あり。
第3部
- 00:00 ~ 38:43 – 質疑応答。
会場来場者から募ったものに対しCC2スタッフが返答しています。 - 38:44 ~ 52:15 – 今後のCC2社の展開方針の紹介。
松山洋社長によるアーティスト職における職種選びのアドバイスあり。この頃から「採用強化中!! 新世代のスマートフォン用ゲーム開発者!」という告知が出てきます。
※47:50 ~ 52:15部分、キャラクターモデラーやBGモデラーの厳しい現状(中国に発注した方が安くてクオリティーが高い)(代わりはいくらでも居る)という話があがっています。
UIデザイン、アニメーション、エフェクトといった競争率の低いセクション、または採用を強化しているスマホプログラマーを狙うというアドバイスも。
サイバーコネクトツー単独会社説明会IN九州2012
第1部
- 00:00 ~ 10:43 – 松山洋社長によるCC2社の概要説明。
- 10:44 ~ 47:10 – アーティスト講座
「(アーティスト職の)新たな選択肢 UIデザイン(ユーザーインターフェース)のすすめ」がテーマ。
会場来場者に対し、競争が激化しているモデラー職の代わりとしてUIデザイナー職を紹介。その「業務内容」「求められるスキル」「実際の制作過程」「UI作成で意識してほしいこと」「向いている人」「UIデザインスキルの身に着け方」を詳細に解説。講演しているUIデザイナーの学生時代のポートフォリオを実例に、ポートフォリオ作成のコツも解説。「UIデザイナーは2Dが好きなことが必須だが、2Dしかできない人は駄目」という発言が興味深いです。UIデザイナー向けの参考書籍・WEBサイト紹介、講演したアーティストによるメッセージもあり。
※12:03 ~ 13:3部分、中国のプロダクションでは超絶にクオリティーの高いモデルが日本の半分の費用で制作されているというモデラーの厳しい現状を解説しています。
そこでオススメがUIアーティスト。実は業界全体でUIアーティストが不足してるんですよね・・(色々と痛感
第2部
- 00:00 ~ 30:17 – ゲームプログラマー講座
「サイバーコネクトツーが求めるプログラマー」がテーマ。
「プログラム基礎編」と「プログラム応用編」の2項目にわたり、ゲームプログラマーに求められるスキルを詳細に解説。「プログラム基礎編」では「プログラムへの深い理解」「おもてなしの心」「コミュニケーション力」について、「プログラム応用編」では「さらに求める力」について扱っています。現場で求められているプログラムコードの書き方の具体例や、「吸収したスキルをどうプログラムに反映させるか」のノウハウを紹介。「プログラム基礎編」と「プログラム応用編」の両方で、参考書籍・WEBサイト紹介、講演したゲームプログラマーによるメッセージもあり。 - 30:18 ~ 50:06 – ゲームデザイナー講座
「あなたがゲームデザイナーとして働くために必要なスキルは?」がテーマ。
「そのスキルをどうやって身につけましたか?」という項目では、CC2のゲームデザイナーがスキルを身に着けるために行った行動を紹介。応募作品を制作するときや、就職戦線で勝利するためのコツも詳細に解説。ゲームデザイナー向けの参考書籍紹介、講演したゲームデザイナーによるメッセージもあり。 - 50:07 ~ 58:34 – CC2社のインターンシップの概要と、そのメリットの解説。
「完全生活保障付き」制度の特殊なインターンシップ「ゲームプログラマーズキャンプ」の告知あり。
第3部
- 00:00 ~ 39:15 – 質疑応答。
会場来場者から募ったものに対しCC2スタッフが返答しています。 - 39:16 ~ 53:28 – 今後のCC2社の展開方針の紹介、松山洋社長による締めの言葉。
松山洋社長による、漫画『東京トイボックス』シリーズから引用した熱いメッセージあり。
サイバーコネクトツー 会社説明会 IN 大阪 2014
昨年末に大阪で開催された一番新しい説明会の情報・資料及びスライドがWEB上で公開されています。
アーティスト向けのスライドを一つ参考に貼り付けておきます。
デザイナー及びプログラマー向けの資料もありますので、是非チェックしてみてください。
この記事はなるしまさんにより情報を提供頂きました。
ありがとうございます!
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