オープンソースCADの『FreeCAD』をベースとした3次元CAD設計のコラボレーションを実現する統合ソリューション『Ondsel Engineering Suite 2024.1』がリリースされています。
Introducing Ondsel ES, an engineering suite with an open-source heart
Ondsel は、 Open Core Venturesからの資金提供を受けて長年の FreeCAD 貢献者によって設立された 素晴らしいFreeCADプロジェクトを中心に構築されたオープンコア企業です 。
FreeCADをベースにしたOndsel ESはOndsel ES には、拘束スケッチ、パラメトリック 3D モデリング、有限要素解析 (FEA)、およびコンピュータ支援加工 (CAM) 用の組み込みツールが付属しています。 STEP、IGES、STL、SVG、DXF など、多くのオープン ファイル形式をサポートしています。ビルドは Windows、Linux、macOS で利用できます。
FreeCAD と Ondsel ES の違い
Ondsel Engineering Suite (ES) は、コラボレーション機能、新しいツール、ワークフローの改善を提供するだけでなく、現在バニラの FreeCAD では利用できないユーザー エクスペリエンスを向上させます。
コラボレーション部分は、3D CAD プロジェクト用のオンライン ボールト サービスであるOndsel Lensです。ファイルを非公開で保存し、一般に公開する必要がある場合は共有リンクを作成できます。これは、オープンソースのアドオンを使用して FreeCAD の修正バージョンに統合されています。
Ondsel ES は、FreeCAD 1.0 に含まれる予定の新しい統合アセンブリ ワークベンチへの早期アクセスも提供します。さらに、Ondsel ES には、寸法記入の簡素化、拘束の簡素化、ツール設定、新しい変換ツールなど、スケッチャーのさまざまな改良点が付属しています。
私はCAD系ツールにはあまり馴染みがないですが非常に興味深いソリューションですね。
無料プランもあるのでお試ししやすいです。是非チェックしてみてね!
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