全てのMayaのリガー、またリギングにチャレンジしたい人におすすめする新書籍
Mayaリギング -正しいキャラクターリグの作り方- がボーンデジタルから登場!
※この本は洋書「Rig it Right! Maya Animation Rigging Concepts (Computers and People)」の日本語翻訳版です。
リグ(Rig)とは
3Dで作られた物をアニメーションする際に、
効率よく制御する為の機構・構造体・コントローラーです。
リグを仕込むことをリギング(Riging)またはセットアップ(Setup)という風に言います。
- 大型本: 272ページ
- 出版社: ボーンデジタル
- 言語 日本語
- 発売日: 2013/9/30
Maya自体の入門書や解説書は数多くあれど、リギングのみに特化した本は今までありませんでしたから、
これは買っておいて損はない一冊ですね。
英語版と比べ、かなりレイアウトや文字サイズ等調整されているそうです。
これぞまさに完全版!
私も過去に何度かMayaでリグを組んだことがありますが、
必死にネット上を駆けまわって、最適な組み方を模索してました。
こういった本があればもっと効率よく組めたんだろうなぁ・・
予約・購入はAmazonからどうぞ
ボーンデジタルさんの書籍紹介ページ内容紹介
正しいリグの作り方を知らないでキャラクター作れるの?
リガー、CGデザイナー、モデラー、アニメーター.. 3Dキャラクター制作者必読。
正しいキャラクターリグの作り方【推薦の言葉】
「本書はすべてのアニメーターやリガーがブックコレクションに加え、読むべき1冊です。リグの基礎を強化するためのトピックとテクニックを詳しく紹介、あなたのMaya作成リグを超高水準に押し上げる手助けとなるでしょう。お見逃しなく。どのページをめくっても楽しく学べます! 」-Stewart Jones(CG/VFXスーパーバイザー、書籍『Digital Creature Rigging』著者)【本書の特徴】
ボタンを押すだけのよくある手順書とは違い『Maya リギング』では、リギングを分解、基本コンセプトを解説します。本書を読めば、あなた自身のプロジェクトで、より直感的にリグを操作できるようになるでしょう。ベテランのアニメーション教授でもあるTina O’Hailey によるステップ・バイ・ステップのチュートリアルで学べば、数時間のうちにリギングが上達することでしょう。学習内容は、複雑なアニメーションコントロール、接続方法、インタラクティブなスキニング、ブレンドシェイプ、エッジループ、ジョイントの配置などさまざまです。二足歩行のコンセプトでは、人型と鳥のキャラクターを比較、その特性を確認。そして、翼に発生する問題の解決方法を学びます。基本の二足歩行キャラクターを終えたら、より高度なレベルに進みましょう。隠れたコントロールシステムで伸縮性のあるリグを作成。あなた自身のリグにも応用できることでしょう。
【主な内容】
・各章のチュートリアル、編集可能なリグでスキルを磨いてください。
(全19章のチュートリアルデータ、リグをダウンロード可能! )
・Tinaの「リグの10のルール」を読み、キャラクターリグを成功に導く基礎知識を身につけましょう。
・ウェブサイトから、チュートリアルで使用する編集可能なリグをダウンロードできます。
また、基礎テクニックビデオ(※英語)で新たな知識の幅を広げることもできます。【対応バージョン】
Autodesk Maya 2011 以降【対象読者】
Maya中級者~※本書は『Rig it Right!』の日本語版です。レイアウト等、さらに良く、わかりやすいように調整されています。
【目次】
PartI 基本コンセプト
Chapter 1 プロップ、ピボットポイント、階層
Chapter 2 デフォーマ
Chapter 3 ユーザコントローラ
Chapter 4 ユーティリティノードとカスタムアトリビュート
Chapter 5 ジョイント
Chapter 6 ブレンドシェイプとドリブンキーの設定PartII 二足歩行
Chapter 7 Biped(二足歩行)
Chapter 8 スキニング
Chapter 9 上半身、下半身、ルート
Chapter10 足と脚
Chapter11 背骨
Chapter12 腕、肘、鎖骨
Chapter13 手
Chapter14 眼球、まばたき、笑顔
Chapter15 マスターコントローラとスケール可能なリグPartIII 高度なトピック
Chapter16 ジンバルロック
Chapter17 高度なコントローラ
Chapter18 伸縮性(ストレッチー)
Chapter19 ブロークンリグと取り外し可能なパーツ著者について
Tina O’Hailey(ティナ・オヘイリー)は、SCADのSchool of Digital Mediaで学部長で務めています。以前は、アニメーション教授として勤務していました。また、Tinaはこれまでに、ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション、ドリームワークス・アニメーション、エレクトロニック・アーツなどでインダストリートレーナーして働き、キャリアを積んできました。
「Mayaリギング -正しいキャラクターリグの作り方-」
英語版も紹介!
しかしリグの本となるとちゃんと理解したいのでしたら、日本語版をおすすめします。
一応英語版はKindleバージョン(電子書籍)もあります。いいなぁ
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