SynPlanet Companyによる、Unreal Engine 5上にリアル地形をインポートできるプラグイン「SynTerra」がリリースされています!
※2025/03/08 – ポイントについて追記
※2024/03/09 – 一分内容修正
SynTerra
SynTerraは、高解像度の衛星データを使って地球上のあらゆる場所を生成できる強力なツールです。 このプラグインは、ワンクリックで地球全体にアクセスできるソリューションを提供します。
SynTerraは世界測地系(WGS)標準をサポートし、Cesiumプラグインと完全に互換性があるため、ローカルプロジェクト内で地理参照された風景を直接生成できます。 プラグインの設定で、ユーザーはローカル座標または緯度経度フォーマットの測地投影を選択できます。
インターネットへの常時接続はもう必要ありません! SynTerraプラグインを使用すれば、生成されたすべてのデータをコンピュータにローカル保存できます。 これにより、どのような目的でも、プロジェクトにサイバーセキュアにアクセスできます。
主な特徴
- WGS(World Geodetic System)標準対応
- Cesiumプラグインと完全互換
- ローカル座標と緯度/経度の測地座標を選択可能
- インターネット接続不要!データはローカル保存可能
地形メッシュのダウンロードについて
UEのプラグインウインドウ上からアカウントを作る必要があるのでご注意ください。アカウントは無料で作成可能です。アカウント作成すると、最大3グリッド分がダウンロード可能になります。
この制限を消費しても、24時間経つとまた新たに3グリッド分が回復します。
ダウンロードの際に測地(Geodetic)フォーマットにすると地球規模の位置関係でメッシュが出来上がってちょっと扱いづらいので注意してください。また測地(Geodetic)系でダウンロードすると、マテリアルなどは作られなかったので手動設定が必要でした。(Cesiumを導入していたら変わるのかな?
かといってローカルにすると、以下の画像のように全グリッドが重なって配置されるのでこれはこれで面倒ですが。
富士山でこんくらいの精度です。
今後に期待なところもありますが、手軽なのは良いですね。
「SynTerra」はFab上で無料公開されています!是非チェックしてみてください!
リンク
対応しているとされるCesiumに関しては過去記事をどうぞ
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