「ゼログラビティ」「アイアンマン3」「パシフィック・リム」等の 多くのハリウッド映画や映像作品等で採用されるSolid Angleの物理ベースレンダラー 「Arnold Renderer」 ついに一般ユーザー向けの販売と体験版の配布が開始されました!
これまでクローズドな形で、大手プロダクションや一部のユーザーにのみ提供されていましたが、 ウェブサイト一新と共にオープンな形になりました。 素早く理想的な絵作りが実現出来るという事でかなり評判の良いレンダラーです。Arnoldとは何ですか?
Arnoldは、長編アニメーションやビジュアルエフェクト映画の需要のために構築された先進的なモンテカルロレイトレーシングレンダラです。 もともとSony Pictures Imageworksと共同開発し、Arnoldは現在、ILM、Framestore、MillとDIGIC Picturesなど、全世界で250以上のスタジオで使用されています。 Arnoldは「モンスター·ハウス」「くもりときどきミートボール」から「パシフィック・リム」「ゼログラビティ」等数十のフィルムのプライマリレンダラとして使われた。 これは、Linux、WindowsとMac OS X上でスタンドアロンレンダラーとして利用可能で、 Maya、Softimage,Houdiniとプラグインを介してアクセス可能である (公式サイトから抜粋)
対応ソフト
- Maya,2012-2014 Windows & MacOSX & Linux
- Softimage2012-2014 Windows & Linux
- Houdiniプラグインは開発中
体験版のダウンロードにはユーザー登録が必要です(無料) 製品版と同等の機能を15日間試用する事が出来ます! 試用ライセンスの有効期限が切れた後でも透かしが入るだけで、ずっと試用可能です!
価格
- 永久:1000ユーロ/1300ドル(メンテナンス:300ドル/225ユーロ)
- レンタル:一日 6.5ユーロ/8.50ドル
- 教育:年 160ユーロ/200ドル
※現在永久ライセンス購入には最低でも5ライセンス注文が必要だそうです。(いずれこの制限は解除予定 価格について詳細こちら Solid Angle | Arnold Pricing
2013年のショーリールも合わせてどうぞ
日本では、CGアーティスト宮本浩史氏が少し前にArnoldに付いて書かれた記事も話題になっていました。 アーノルドレンダー | HIROSHI MIYAMOTO BLOG
登録・ダウンロード・その他詳細については公式サイトへ Solid Angle
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