VRモデリングツール「Gravity Sketch」活用した自動車デザインワークフロー紹介映像「Svott’s new automotive design workflow」が公開されています。ツール自体の無料化も発表されていました。(後で気がついた)
Gravity Sketchとは
Gravity Sketchは、学際的なチームがまったく新しい方法で作成、コラボレーション、レビューを行うための直感的な3Dデザインプラットフォームです。
Gravity Sketchの2020年トレーラー
VRテクノロジーを使用したSvottの自動車デザインワークフロー
Svottの設計チームによるM16プロジェクトのプロセスの一環として、Gravity SketchからTebisに直接エクスポートされた非常に詳細な粘土モデルを実現し、高速CNCミリングを世界にもたらすことができました。プレゼンテーションとデザインレビューのために、Gravity Sketchで3Dアセットを構築し、M16をUnreal Engineに組み込んで、没入型VRアプリを作成し、デザインを最終的なデザイン意図として確認しました。
Svott’s new automotive design workflow | Gravity Sketch
VR向けモデリング&スカルプトツール幾つか存在しますが、特に「Gravity Sketch」はかっちりしたモデリングに向いている気がします。
こういうツールってどうもまだおもちゃ感があったんですが、こうやって一連の流れを実現した結果を見ると、本格的に使える様になってきたのかなと思いますね。
Gravity Sketchは無料になりました!
2021年1月25日に、GravitySketchがすべてのプラットフォームですべての個人ユーザーに無料で提供されることをお知らせします。この動きにより、さらに多くの人々にクリエイティブなツールセットを提供し、LandingPadとiPadをはじめとする製品のエコシステムを構築することができます。
Gravity Sketch will soon be Free! | Gravity Sketch
無料版と有料版という形で提供されるみたいですね。
- コア:無料バージョンのGravity Sketchには、アプリストアで入手できる現在のバージョンのGravitySketchにあるすべての作成ツールが含まれています。また、以前はビジネスユーザーのみが利用できたIGESおよびFBX *エクスポートオプションも追加しています。Gravity Sketchのコアバージョンを使用している個人は、ソフトウェアの外部のブラウザを介してファイルにアクセスするために使用できる個別のLandingPadアカウントを持っています。
- ビジネス:Gravity Sketchの導入に加えて、さまざまなカスタマイズされた機能、オンボーディング、トレーニング、およびサポートサービスをビジネス顧客に提供します。この一環として、企業のお客様は、組織全体の安全なLandingPadアカウントを取得して、ユーザーのアクセスとアクセス許可を管理し、ファイル/コンテンツ管理、拡張ストレージを一元化し、リアルタイムコラボレーションのための共創機能にアクセスできます。
詳しくはサイトをご確認ください。
Gravity Sketch will soon be Free! | Gravity Sketch
VRデバイスをお持ちの方は是非チェックしてみてください。ちなみにiPad版も開発中。
リンク
Oculus Questの「Gravity Sketch」 | Oculus
Oculus Riftの「Gravity Sketch」 | Oculus
Gravity Sketch | 3D design and modelling software
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