Adobeは3Dテクスチャペイントソフトウェア最新アップデートである「Substance Painter 2019.2」をリリースしました!NvidiaのGPUを使用した高速ベイクや、40の新しいスマートマテリアルなどが追加搭載されました。
Substance Painter 2019.2 の特徴
- ベイカーワークフローの改善
- ベーキングプロセスが視覚化され、ビューポートに表示されるようになりました。
- ベーキングダイアログが改良され分かりやすくなりました。
- ベイク処理のキャンセルによってアプリケーションがロックされなくなりました。また、キャンセル時の反応が速くなりました。
- ベイカーのパフォーマンス改善
- CPUレイトレーシングが改善され以前よりも2〜3倍速くなりました。対応したGPUを使用していなくても、今回のアップデートでは体感を得られます。
- DXRとOptixによるGPUレイトレーシングをサポートしました。互換性のあるハードウェアを使用すると、特にアンチエイリアシングが有効で多数の光線が定義されている場合に、計算時間を劇的に短縮するGPUで直接計算できるようになりました。利用可能な場合はDXRがデフォルトのオプションで有効化、それ以外の場合はOptixが使用されます。
※GPUレイトレーシング機能を有効にするには、Nvidiaドライバ430.86以降にアップデートする必要があります。
※GPUレイトレーシングを使用している場合、ハイポリメッシュがGPUのVRAMに収まらない場合、ベイカーは失敗する可能性があります。
アンビエントオクルージョンマップは、最大193倍速、Thicknessマップは最大100倍速くベイク可能です。
※新しいGPUレイトレーシング機能は、AOやThicknessマップにのみ影響し、他のベイカーには影響しません。
※アンビエントオクルージョンマップはNvidia GeForce GTX 2060では2019.1よりも60倍速くベイク処理されます。
- その他の新機能と改善点
- 回転マニピュレータの回転速度がカメラとシーンサイズにリンクされ回しやすくなりました。
- ビューポートスケーリング設定が追加されました。
- スクリプトAPIからコマンドを簡単に実行するためプラグイン。Githubで利用可能:https://github.com/AllegorithmicSAS/painter-plugin-console
- 新しいコンテンツ
- 40の新しいスマートマテリアル
- 20個の新しいスマートマスク
- その他細かな改善
サブスタンス、いいよぉ、いいよぉ。Adobeの買収後も勢い止まらない感じ、いいよぉ
リンク
- Version 2019.2 – Substance Painter
- Substance Painter Summer 2019: Let’s Play With Faster Bakers and Smart Materials! | Substance
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