当サイトでも何度か紹介したR&DエンジニアMatt Davidson氏による物理ベースの戦車シミュレーションデモ『Tank Simulation』が公開!
Matt氏が開発を続けている物理ベース描画システム「KREATURE」を使った美しいリアルタイム映像にも注目です。
物理挙動なので、履帯の壊れ方も良い感じですね!
描画システム「KREATURE」はシーグラフ2013年にて、Epic Gamesのが提案した物理ベースのシェーディング方法を使用してレンダリングされます。
blog.selfshadow.com/publications/s2013-shading-course/karis/s2013_pbs_epic_notes_v2.pdf
blog.selfshadow.com/publications/s2013-shading-course/karis/s2013_pbs_epic_slides.pdf
デモ動作条件
Windows 7.x & Windows 8.x上でテストされています。
NVIDIAのGPU推奨(650M、750M、GTX680、GTX690、およびTitanZ)
※AMDのGPUでは動作確認が行われていません。
※Windowsが “Basic” テーマを使用しているとフレームレートを半分にするとか
※Chrome,Internet Explorer,FireFoxがシャットダウンされていることを確認してください。
現代のインターネットブラウザは、Windows8スケジューラとメリー地獄を果たしているようで、デモでは解像度によってビデオメモリ1GBの余りを取ります。
※動かない方は「Visual Studio2012 SP4の再配布可能パッケージ」を入れてみてください。
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30679
ダウンロードはこちらから!(Windows)
Tank Simulation — The Kreature Experiment
デモの実行ファイルは3種類あります。
まずは TankTestStripped でこのデモが手元のマシン上で動作するか確認してください。
Binary: bin64Opt/TankTestStripped.exe
シミュレーションのための合理的な更新レートを維持するために拡張機能が取り除かれています。
テストでは、Macbook Pro 2012モデルにて、1280×720の解像度で30 ~ 37fpsを維持。
以下2つはさらに機能が有効になり負荷が上がります。
TankTestSimple
Binary: bin64Opt/TankTestSimple.exe
TankTestFull
Binary: bin64Opt/TankTestSimple.exe
操作方法
Xbox コントローラー(推奨)
- 左下トリガー = 左トレッドが前進
- 左上トリガー = 左トレッドが逆転
- 右下トリガー = 右トレッドが前進
- 右上トリガー = 右トレッドが逆転
- 左スティック = カメラ回転
- 右スティック = 主砲と砲台
- Aボタン = 主砲で撃つ
- Bボタン = m60ボールガンで撃つ
- Yボタン = m60タレットで撃つ
- DPAD = ボール・タレットガン制御
キーボード・マウス
- F1/F2 = (表示/非表示HUD) (HUDは、アンビエントオクルージョン、被写界深度、及び映画のトーンマッピングスイッチを含有する)。
- F3/F4 = (表示/非表示フレームレート)
- Numeral 1 = シミュレーション全体をリセットします。
- Numeral 2 = 左トレッド·アセンブリを断線
- Numeral 3 = 右トレッド·アセンブリを断線
- Numeral 4 = ブロックアセンブリを隠す
- Numeral 5 = ブロックアセンブリをリセット
- W = ドリーカメライン
- S = ドリーカメラアウト
- 矢印 = 戦車のドライブ
- スペース = キャノンを撃つ
- 左Ctrl = m60タレットを撃つ
- G と D = タレットをY軸に回転
- R と F = タレットをX軸に回転
- マウス + 左マウスボタン: カメラ回転
- マウススクロール: ドリーカメラ・イン・アウト
- マウス + 右マウスボタン: 画面方向からのカメラのパン
是非お試しあれ!
Tank Simulation — The Kreature Experiment
以前紹介したMatt氏によるIBLキューブマップ作成ツール「IBLBaker」もオススメです。
Thanks! Matt
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