数多くの作品を手掛け、アクション作画監督としても活躍しているアニメーターの立中順平氏によるスケッチのノウハウ本「ポーズが描ければ 動きも描ける たてなか流クイックスケッチ」が近日発売されます。
- 書籍名:ポーズが描ければ 動きも描ける たてなか流クイックスケッチ
- 刊行予定日:2019年5月25日
- 著者:立中 順平
- 定価:本体2,700円+税
- ISBN:978-4-86246-445-3
- サイズ:190 mm×257 mm
- ページ数:226ページ
- 発行:株式会社ボーンデジタル
本書の特徴
生き生きとした動きの秘密はスケッチにあった!
「tigger movie」(ディズニー)「メジャー(TV)」「ダイヤのA」「ユーリ!!!on ICE」「ゾンビランドサガ」などに参加し、ヒット作のアクションを担うベテラン立中順平氏が、スケッチのノウハウと考え方をやさしく教えます。
人の全身をサクッと描けるようになりたい!
「動き」のある人物を描きたい!!
「はじめて人物を描く」方のために、ゼロからやさしく解説しています。
静止した人物を手早く描くことからはじめ、動きをとらえます。
短時間のスケッチをシンプルに、楽しく描くうちに、好きなものをラクに、好きに描けるようになっていきます。
動画ダウンロードが付属
スケッチをどの順番でどう描き進めるか!?
著者の描画過程を50を超える動画でご覧いただけます。
著者について
岡山県出身。1993年よりディズニーアニメーションジャパンにてアニメーターとして の仕事をはじめる。以後、アンサースタジオを経て現在フリー。
「tigger movie」「メジャー(TV)」「ダイヤのA」「ユーリ!!!on ICE」「ゾンビランドサガ」などの作品に参加。現在はアクション作画監督としてさまざまな作品に参加し、 特にスポーツのアニメーションにおける動きの表現を担うベテランアニメーター。
目次
- もくじ
- はじめに
- 本書の使い方
- Part 1:シンプルにはじめましょう!
- Chapter 01:クイックスケッチとは?
- クイックスケッチとの出会い
- 思い込みを捨てる
- 力を抜いて柔軟に
- 他人の目を気にしない
- コラム:子どもの絵には勝てない
- 好きな対象を描く
- クイックスケッチは観察の記録
- 大きいサイクルの一要素
- 速く描く?
- まとめ
- コラム:小学生の僕が描きたかったもの
- Chapter 02:全身をカンタンに描く練習
- 1. 基本構造に注目する
- 2. 全身を平面で描く
- 3. 立体にする
- 4. 非対称のバランス
- コラム:ジェスチャー
- まとめの練習
- まとめ
- Chapter 03:印象をとらえる
- 1. 描く瞬間を選ぶ
- 2. 動きをラクにとらえる
- 3. 動きのひとコマを描く練習
- コラム:描きはじめが難しいとき
- コラム:スケッチ、習作、素描を観る
- まとめ
- Chapter 01:クイックスケッチとは?
- Part 2:ティップス
- 1. 基本
- 印象を描く
- 柔軟な気持ちで描く
- よく見て描く!?
- 1 つを掘り下げる
- 分析する
- 奥行き(立体)を示す
- 短縮法
- 対比
- あえてラインを引かない
- あえて平面的に描く
- 流れ(フロー)を意識する
- アクションライン
- シルエット
- コンタクトスポーツ
- 動きや向きの中心は胸郭
- 重心
- 崩れたバランス
- コラム:大きい骨と関節
- 2. 部位と衣服
- 頭部から首
- 肩
- 腕と手
- 胸郭
- 胸郭、腹部、骨盤
- 腰と大腿
- 臀部
- 脚
- 腕と脚の曲げ
- 手
- 衣服
- コラム:見ているつもり
- 3. 一歩先へ
- 動きをとらえる
- 予感と余韻
- ポーズを読み取る
- 表現の幅
- 感情を込める
- 驚きや感動を伝える
- 現実を見る
- 何も見ずに描く
- パターンにはまらない
- シルエットからのクイックスケッチ
- 1. 基本
- Part 3:スケッチ集
- バレエ、野球、ラグビー、ダンス、古武術 天心流兵法、フィギュアスケート、タップダンス、キックボクシング、パルクール
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